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3/31【WRESTLE-1】チャンピオンベルトお披露目 カズの決勝指名に稔も呼応 W-1クルーザーディビジョン初代王者決定T直前会見(写真あり)

 明日4・1後楽園大会で開幕する「WRESTLE-1クルーザーディビジョン初代王者決定トーナメント」へ向けた会見が31日、都内・WRESTLE-1事務所で行われ、出場8選手が出席。提唱者のカズ・ハヤシからの決勝指名を受け、田中稔も「俺とカズさんがテッペンで決勝争って、その上で勝てたら最高」と呼応。完成したばかりの真新しいチャンピオンベルトがお披露目された。

 W-1マットの新基軸となるクルーザーディビジョンの戦いがいよいよ明日から始まる。この日、直前会見が行われ、出場全8選手が出席。真新しいベルトがお披露目された。白いベルトに黒い縁取りが施され、銀のプレートが装着されたもの。新ベルトを前に出場選手たちのモチベーションも高まるばかりだ。

 各人が意気込みを語る中、提唱者のカズは「自分がクルーザーディビジョンの世界というものを作り上げます」と改めて宣言。「かっこいいベルトが出来上がったんで、僕が初代チャンピオンになります」と自らの手でクルーザーの歴史を始める構えをみせ、「今現在のWRESTLE-1というものをみせるために、自分が勝ち上がって、そして決勝で田中稔選手が勝ち上がって、そこで二人が決勝戦をするというメイクドラマをみせます」と決勝戦=初代王者決定戦の相手に稔を指名した。

 当の稔も新ベルトを前に「初めてみて、モチベーションがガツンと上がるかっこいいベルト」と高揚感を隠せない。明日4・1後楽園大会での1回戦で吉岡世起と対決するが、「ベテランであるとか、年齢いってるとかそういうのを一番いたわってくれなさそうな選手。ガンガン来ると思うんで、ガンガンいって弾き飛ばしたい」と初戦突破をに自信満々。カズからの決勝指名を受け、「このベルトにたどり着こうと思ったら、やっぱりカズさんを通らなきゃいけないと思うし、後輩たちがいっぱいいる中で、キャリア20年以上の俺とカズさんがテッペンで決勝争って、その上で勝てたら最高」と呼応した。

 クルーザーディビジョンは前日計量が義務づけられている。この日は4・1後楽園大会で1回戦に出場する稔、吉岡、アンディ・ウー、パンテーラが公開計量に登場。4選手ともリミットの200パウンド(90.719kg)をクリアした。

【会見の模様】
▼カズ「ベルトが1回戦までに出来上がって、やっとすべてが調ったなと思ってます。自分がクルーザーディビジョンの世界というものを作り上げます」

▼稔「いよいよクルーザーディビジョン初代王者決定トーナメントが始まるんですけど、ガツンと選手のモチベーションが上がるようなベルトを作ってほしいと言ったんですけど、初めてみて、モチベーションがガツンと上がるかっこいいベルトだと思います。みんなこのベルトを巻きたい気持ちだと思うので、まず明日の1回戦突破したい」

▼吉岡「カズさんと稔さんが作るといったクルーザーディビジョンの世界。そこで僕はこの二人を超える。そしてベルトを巻きたいと思います」

※パンテーラはアンディに向かってスペイン語でまくし立てて退席

▼アンディ「汚いスペイン語を浴びせられましたけど、明日あいつを潰して5月5日のリングに進みたいと思います」

▼カズ「かっこいいベルトが出来上がったんで、僕が初代チャンピオンになります。未来を考えると、児玉選手が僕に土をつけるっていうようなことを考えているのかもしれませんが、僕は今現在のWRESTLE-1というものをみせるために、自分が勝ち上がって、そして決勝で田中稔選手が勝ち上がって、そこで二人が決勝戦をするというメイクドラマをみせます」

▼児玉「ベルトもお披露目になって、いよいよ始まるなという感じですが、自分は内容、勝敗両方こだわってトーナメント勝ち進みたいと思います」

▼大和「いい色のベルトだと思います。どんな色だろうと必ず獲る気持ちは変わりません。トーナメント勝ち上がって真っ先に頂点にたどり着きたい。ここ数日いろいろ思うことがあり、チャンピオンになれば自分の意見が通りやすくなると思いますので、未来を新しく築くためにもこのベルトを獲りたいと思います」

▼ライオン「ベルト出来上がってモチベーションさらに上がりました。メンバー全員を超えて初代チャンピオンになります」

――吉岡の印象は?

▼稔「みんなを見渡した中でベテランであるとか、年齢いってるとかそういうのを一番いたわってくれなさそうな選手。ガンガン来ると思うんで、ガンガンいって弾き飛ばしたいと思います」

――カズから決勝の相手に指名されたが?

▼稔「それができたら最高だと思います。この間、(2・22)大阪でシングルやって何とかHEATクラッチで丸め込んで勝ってますけど、このベルトにたどり着こうと思ったら、やっぱりカズさんを通らなきゃいけないと思うし、後輩たちがいっぱいいる中で、キャリア20年以上の俺とカズさんがテッペンで決勝争って、その上で勝てたら最高だと思います」

――若い世代で決勝をやりたい?

▼吉岡「いえ。若い世代で未来をどうのこうのという話をよく聞きますが、僕は今現在、僕の力でどれだけカズさん、稔さんに食いついていけるか、越せるんじゃないかを証明したい。僕は1回戦で稔さんを突破して、決勝でカズさんと戦って勝ちたいと思います」

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