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4/14【佐野魂】梶村実行委員長が「誰もが知っている選手投入」を示唆 7・17両国会見(写真あり)

 7・17両国国技館大会『佐野直万博』についての会見が14日、同所で行われ、梶村俊明実行委員長が「夢のある大会にしたい。誰もが知っている選手も投入する」と大物投入を示唆した。

 今回の両国大会は4時半からの第一部と、6時半からの第二部の構成が予定されるが、会見発表の第1弾はその一部で市井舞がプロデュースする新たな女子プロレス団体「プロレス系アイドルユニット無敵アイドル・ムテキど?る☆」(以下ムテキど〜る☆)の旗揚げが行われること。会見にはその市井舞と、これまでエキシビションという扱いでリングには上がっているが、本大会が本格デビュー戦となる椿さくらが出席した。

 プロレスと歌とダンスをコンセプトにしており、伊藤道場、アイスリボン、総合格闘技にキックと、様々は経験を積んできた市井が監督するものの、癒しも提供するという。現在メンバー募集中で、「ドロップキックも出来ない、後ろ受け身が出来ないようではリングに上げない」とハードルを設け、練習は厳しく週3回は合同練習を行っている。

 すでに練習生としてガンダム智子が合流。名前の由来は履歴書の写真(全身)のど真ん中に台場のガンダムがでかでかと写っていたからで、ダンスにもプロレスが取り入れてあるという。両国大会へ向けて新メンバーも募集し、市井は「興味ある方は連絡して欲しい」とPRしていた。

 二つ目の発表が、数々のインディー団体で裏方も含めてバイプレイヤーとして活躍してきたピンクタイガー総帥の引退試合。古傷である首のヘルニアが長引いているためだ。会見案内リリース配信の段階では「引退発表」だったが、いざ会見となると、「普段ふざけた試合していて、また戻ったりしたら何を言われるかわからない」とあっさり引退を撤回。「このまま長期欠場」との発表に留めている。また、「マスクのデザインは少し変えるが今後レフェリーとして参加する」とのことで、業界から消えるわけではないことも表現を変えた理由のようだ。

 ピンクタイガーは2000年頃から活動を始め、佐野直と知り合ったのはピンクタイガー軍を率いていたプロレスリング・ナイトメアでのこと。その後、意気投合して一緒にメキシコに遠征。この時は「佐山サトルの最後の弟子」という扱いにされたものの、「ピンクというのは向こうではオカマを意味するらしく、その動きを命じられたり、筋骨隆々のシベルネティコに触られたりした」と苦い思い出を振り返った。当日は海外修行時代のオカダ・カズチカとも日本人トリオを組んでおり、当時の扱いはピンクの方が大将で、「地味な印象のオカダが大成すると思ってなかった。見る目がなかった」と回想した。

 矢野啓太は、自身の団体プロフェッショナルレスリング・ワラビーを率いているが、ちょうど7月が3周年になることから、今回の両国大会を「リボルシオン・アニベルサリオ」だと位置づけており、気合も十分だ。また、5月2日に横浜文化体育館で開催されるFIGHTING GLOBE「ZONE×REAL 第二章」では、10kg以上重いブラジルのカルロス トヨタとの総合格闘技戦も控えている。

 ガッツワールドでも活躍する翔太は、「最近はやりの二団体所属ですよ」と自嘲気味に話しながらも、「等身大のメンバーで両国をやる」ことに燃えている。「チケットを買った人だけが得をする大会」にしたいと拳に力を込めた。

 ガッツ中村は2008年のデビュー以来、タコ乳頭のキャラなど様々なリングネームがあったが、今回を「大事な試合」と位置づけ、ガッツ中村としての定着を狙っていた。

 佐野直は改めて「お世話になっている、梶村社長のおかげ」と感謝し、梶村俊明実行委員長を紹介。同氏は大日本プロレスの2興行や、沖縄プロレスの東京進出興行、冬木弘道さんのメモリアル大会などをプロモートしてきた。「夢のある大会にしたい」と意気込む梶村実行委員長は、「誰もが知っている選手も投入する」と大物参戦を示唆。佐野も「個人では出来ない夢を叶える興行にしたい」と決意を新たにしていた。(※情報、写真提供:プロレス佐野魂)

☆7/17(金)東京・両国国技館『佐野直万博』16:00開場、16:30イベント開始、18:30本戦開始

[チケット]
・特別リングサイド:15000円
・RS席:10000円
・マスA席(1枚):7500円
・マスB席(1枚):5000円
・2階A席:5000円
・2階自由席:3000円

[佐野魂公式サイト]
http://www.sano-damashii.com/

[出場選手]
佐野直
ほか

[お問い合わせ先]
スタンリークラブ 03-5272-3515

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