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4/16【NOAH】鈴木大荒れ「メチャクチャにしてやる」 K.E.S.も決勝鈴木軍対決は「当然」 GTL直前会見(写真あり)

 『グローバル・タッグリーグ戦2015』に向けた会見が16日、東京・有明のノア事務所で開かれた。鈴木みのるが机を蹴り飛ばして「メチャクチャにしてやる」と予告し、GHCタッグ王者の“K.E.S."ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.組は決勝における鈴木軍対決を“決定事項"に。一方で杉浦貴&田中将斗組は史上初の連覇へ死角なしを強調した。

 開幕を3日後に控えて開かれた直前会見。クリス・ヒーロー&コルト・カバナ組、関本大介&橋本和樹組、ブライアン・ブレーカー、池田大輔、飯塚高史、マイバッハ2号をのぞく出場10チーム、15選手が出席した。

 良くも悪くも最も“インパクト"を残したのは、飯塚とのコンビで出場するGHCヘビー級王者・鈴木だ。会見場に現れるなり、どかっと机に足を載せて“王様然"として振る舞うと、「まぁタッグリーグって言ったってさあ……こんな弱いヤツらばっかで!」と机を蹴り飛ばす。不快感を露わにしていた周囲がいっせいに立ち上がって臨戦態勢をとる中、「なんだコラァ!? お前もお前もお前も! やんのかオラ? 今すぐやるか? あぁ!? こんなリーグ戦…ブチ壊してやる」と吐き捨てて退席した。

 Bブロックでは不動の主軸となりそうなタッグ王者のK.E.S.はNWAタッグ、GHCタッグのベルト持参で登場。アーチャーが「俺たちがグローバル・タッグリーグの名称を変えることになる。キラー・タッグリーグにな。どのチームと当たろうが、キラーとして殺す。選手生命が終わるくらいに」と物騒に予告すれば、スミスJr.も「もうベルトは2本持ってる。次のステップは、そこのトロフィーを奪うことだ。次の“お宝"はそれだ」とGTLの栄冠強奪を宣言した。

 今リーグ戦に鈴木軍からは3チームがエントリー。K.E.S.にとって、鈴木&飯塚組との決勝対決は“決定事項"でアーチャーは「ノアのヤツらと戦うのと同じように鈴木軍同士だって戦う。これは闘いであり戦争だ。スズキグンは兵士でもある。誰が相手でもこのトロフィーを勝ち獲るために戦う。でも俺らが戦争から離れた時、ベストアスリートになっているのはノアじゃない。ベストタッグチームになってるのもノアじゃない。スズキグンは仲間内だろうが誰が相手だろうが戦うが、最終的にスズキグンがチャンピオンになっていることに変わりはない」と言い切った。

 連覇がかかるのは杉浦&田中の“弾丸ヤンキース"コンビ。「この2人が組めば、どこのチームが相手でも負けることはないと思ってる。なので誰も成し遂げたことがない2連覇をしたい」と杉浦が強調すれば、田中も「去年より組んでる回数も多くなってますし、ベルトも何度も防衛してると思うんで、連係や絆は深まってる」と進化を語った。

 怨敵・鈴木の振る舞いに怒りを押し殺した丸藤は、昨年に続いて中嶋勝彦とのBRAVEコンビでエントリー。「シングルでは確かに鈴木みのるに負けてるかもしれないけど、鈴木&飯塚っていうのは大したチームじゃない。たぶんAブロックの中でも最弱のチーム」と切り捨てたうえで、昨年準優勝からの雪辱を誓った。Aブロックは弾丸軍、TMDKら強豪がひしめいているものの「(※対鈴木軍が続いて)“やりたいプロレス"をできてないこの現状の中で、彼ら(弾丸、TMDKら)と俺らが見せたいプロレスをしっかりやりたい」と意気込んだ。

 タッグリーグ戦直前会見における各選手の詳細コメント、フォトギャラリーは下記関連リンクへ。

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