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5/2【K-DOJO】旭&大石が久々合体で好連係連発、タッグ王座獲りに色気も… 若手リーグ戦『K-METAL LEAGUE 2015』開幕 板橋大会(写真あり)

 板橋区立グリーンホール大会『GWSP in ITABASHI』が2日、行われ、DDTから参戦した大石真翔が旭志織と久々にタッグを結成。随所で好連係をみせて梶トマト&本田アユムに快勝した二人は将来的なSTRONGEST-K TAG王座獲りに色気をみせた。また、若手リーグ戦『K-METAL LEAGUE 2015』が開幕し、公式戦2試合は他団体勢が勝利した。

 K-DOJOのゴールデンウィーク恒例『GWSP』がこの日、板橋で開幕した。『GWSP』は毎年、他団体勢が出場。今年も同様でこの日はDDTから大石が参戦し、旭との名タッグを久々に結成した。

 相手は梶&本田。STRONGEST-K TAG王者に君臨する旭と梶が対戦する図式となり、大石は嫉妬心からか梶に対抗意識むき出し。梶入場時のトマトダンスを合わせ鏡状態で真似て挑発した。

 試合は旭&大石が年季をみせつけるように息の合ったチームワークを披露した。旭が得意の蹴り上げで梶を吹き飛ばすと、大石がコーナー上で捕まえてフェースクラッシャー状態でダイブ。リング上で待ち構えていた旭が再び蹴り上げをぶち込む。本田のキリモミ式プランチャを被弾し、大石が本田の腕ひしぎ逆十字に捕まるなど相手チームに攻勢を許しても、旭がコーナー上からの阿吽、大石がエプロン駆け上がり式低空ドロップキック、旭がダイビングフットスタンプ、大石がライオンサルトと息もつかせぬ連続攻撃で主導権を奪い返した。

 その後も旭&大石の連係が冴え渡った。大石が蹴り上げの状態で梶を固定し、大石がDDTを敢行すると、旭が同時にストマックブロックをさく裂。再び大石が本田の腕ひしぎ逆十字に捕まっても、旭がシーソーフリップで大石を起こして救出した。梶が飛び込んでも大石がシーソーフリップで旭の頭部を梶の急所に痛打させて返り討ち。すかさず合体技・サボテンの花をズバリと決めて本田を料理した。

 独創的な連係を連発した旭&大石が文句なしの快勝。改めてタッグチームとしての完成度の高さを示し、「空白を埋めるぐらい僕らは活動してますからね。トマト&本田ぐらいで崩されないですよ。崩されてたまるか」(旭)、「申し訳ないけど磐石。あんなと言っちゃ何だけど、負ける見込みないよ」(大石)と口をそろえて自信をみなぎらせた。

 二人は大石がK-DOJO在籍時代にSTRONGEST-K TAG王座を2度戴冠。昨年はDDTマットで合体し、KO-Dタッグ王座に挑戦し、ベルト獲りにあと一歩と迫っている。「僕ら30代後半で時間がないんでね。精一杯やれることを出し惜しみなくやっていきますよ」と上昇志向の旭は、自身が梶とベルトを保持していながら「久しぶりに大石&旭でベルト狙ってもいいんじゃないですか」とSTRONGEST-K TAG獲りに色気。大石から「ベルト持ってるでしょ! トマト&旭vs旭&大石でタイトルマッチやる?」と指摘されて困惑しながらも、「トマト&旭も磐石。何かあったら呼びますよ」と訂正していた。

 また、この日、若手リーグ戦『K-METAL LEAGUE 2015』が開幕した。洞口義浩、雄馬、吉野コータロー、植木嵩行、岩崎孝樹の5人による総当たり戦で、5・6千葉Blue Field大会で上位2名による優勝決定戦が争われる。この日は公式戦2試合が行われ、DNA・岩崎が雄馬の丸め込みなどに手を焼きながらもダブルアームスープレックスで快勝。大日本・植木は吉野のパワー殺法に攻め込まれる場面もあったが、デスバレーボムで3カウントを奪った。

 メインイベントでは「火野裕士&ヒロ・トウナイ&洞口義浩vs真霜拳號&タンク永井&十嶋くにお」のFFFF対凶月のユニット対決が行われ、火野と真霜が4・12後楽園でのSTRONGEST-K王座戦の続きとばかりに激しいチョップ合戦を展開。最後は火野がFucking BOMBでタンクを料理した。5・3千葉BF大会で火野は、この日2年ぶりに復帰した滝澤大志との一騎打ちが組まれており、「チョップ勝負」を視野に。5・6千葉BF大会で滝澤との同期対決を控えるトウナイも「同期というのはずっと変わらないから、5月6日、リング上でいろいろと試合で語ろうよ」と呼びかけていた。
※試合結果は別項に掲載します

【試合後の旭&大石】
▼旭「全く問題ないですね」

▼大石「しかも去年はこの何倍も組んでるからね」

▼旭「空白を埋めるぐらい僕らは活動してますからね。トマト&本田ぐらいで崩されないですよ。崩されてたまるか」

▼大石「申し訳ないけど磐石。でも本田君の当たりが強かったのは何だろう? 僕のこと嫌いなのかな?」

▼旭「それだけ僕らに食らいついてきたってことですよ。それが収穫かなと」

▼大石「あんなと言っちゃ何だけど、負ける見込みないよ」

▼旭「久しぶりに大石&旭でベルト狙ってもいいんじゃないですか」

▼大石「ベルト持ってるでしょ! トマト&旭vs旭&大石でタイトルマッチやる?」

▼旭「トマト&旭も磐石。何かあったら呼びますよ。僕らワンステップどころか、ツーステップもスリーステップも上がっていきますよ。なぜなら僕ら30代後半で時間がないんでね。精一杯やれることを出し惜しみなくやっていきますよ」

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