プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/20【WRESTLE-1】“雪辱"防衛へ神林レフェリーを強化? TAJIRIとのクルーザー級王座戦へ稔ミニインタビュー(写真あり)

 5・16新宿大会でTAJIRIに敗れ、いEPWインターコンチネンタル王座を失った田中稔。5・23新宿大会では今度はWRESTLE-1クルーザー級王座を懸けてTAJIRIとの再戦に臨む。EPW王座戦ではメインレフェリーを務めた神林大介レフェリーが“KO"され、TAJIRIが用意したサブレフェリー・Mr.ロバート氏にしてやられただけに、神林レフェリーの“強化"にも取り組んでいるという。WRESTLE-1提供、クルーザー級王座初防衛戦に向けた稔ミニインタビューは以下の通り。

【稔ミニインタビュー】

――改めてEWP王座戦を振り返ってみて?

▼稔「ラウンド制には自信があったし、ロバートがサブレフェリーだからとか関係なく間違いなく防衛するつもりだったんで…。もちろん汚い手段のオンパレードでしたけど、ロバートをサブレフェリーに認めたんだから完璧に3カウント取られたこと、EWPインターコンチネンタルを奪われたことは受け入れなきゃ仕方ないとは思っています」

――TAJIRIと戦ってみて印象に変化は?

▼稔「TAJIRI選手とは、俺がバトラーツ時代にUWA世界ミドル級のベルトを持っているとき…まだ彼がECWやWWEで世界的な大活躍をするもっと前の1998年に闘っているんです。もう次から次へとルチャのテクニックの引き出しを開いてくるとんでもないテクニシャンで、一回目にバトラーツでやったUWA世界ミドル級タイトルマッチは後楽園が観客の重低音ストンピングで大騒ぎになりっぱなしの試合だったんで、17年ぶりのシングルを楽しみにしていた部分もあったけど、俺の考えが甘かったですね…。もうあの頃の“大日本プロレスの田尻義博"ではないんだっていう頭の切り換えが完全に出来てないままでしたから、そこはまず反省点です」

――それを踏まえてクルーザー級王座戦による再戦に向けて対策は?

▼稔「彼が獲りたい大本命はクルーザーディビジョンでしょうからね。EWPのときよりもロバートを駆使して絶対に取りに来ると思いますから、もう"TAJIRI対策“というよりは"ロバート対策“ですね。TAJIRIが『メインレフェリーに不測の事態が起こったときにサブレフェリーがメインレフェリーをサポートする』みたいに言っていましたから、とにかくまずロバート対策としてメインレフェリーの神林さんに簡単にはダメージを負わないよう体を鍛えてもらおうとレッスルフィットや合同練習に送り込んでカラダを鍛えてもらっています。神林さんはもともと器械体操をやっていましたから身軽なので、ダメージに強いカラダを作って動体視力を磨いたら不測の事態には対処出来ますから。とにかくロバートを出さないためにメインレフェリーに不測の事態が起こらないようにするのが最大の対策ですよ、ホントに」

――改めてクルーザー王座戦に向けて意気込みを。

▼稔「TAJIRIが会見で『昔から付き合っている女よりも新しくゲットした女を大事にする』とか『EWPをバカにしている』とか言われましたけど、EWPインターコンチネンタルはムチャクチャ大事なベルトなので。23日にTAJIRIからクルーザーディビジョンを防衛したらもう一回EWPインターコンチネンタル選手権をやってベルトを獲り返して4冠チャンピオンになります!」

【写真、情報提供】

プロ格 情報局