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6/8【新日本】スーパージュニア優勝一夜明け会見におけるKUSHIDAの詳細コメント(写真あり)

 8日、東京・赤坂のベクトルスタジオで会見したKUSHIDAの詳細コメントは以下の通り。

【KUSHIDAの話】「昨日の試合で足、腕、首、非常にダメージをこうむって、それがカイル・オライリーとの戦いの証というか。公式戦中にはロッキー・ロメロに首をやられ、足はボビー・フィッシュにやられ、昨日の試合の記憶がほとんどなくて、控室に戻って記憶をたどったら、井上亘さんが来ていただいて心配してくださったんですけど、『記憶がない』と言ったら、『いいじゃない、プロレスラーらしいよ』と言って下さって。痛みがプロレスラーとして生きてるなという実感に変わったんですね。やっとこの場でスーパージュニア優勝という実感が沸いてきました。カイル・オライリーは対戦が決まった時、ずっと前からやりたかったので、彼と僕なら新日本プロレスワールドの会員を増やせると思いました。ライバルとして戦えてよかったと心から思います。彼とは何度でもやりたい。日本でもアメリカでもカナダでもどこで再戦を受けたいと思います。大阪城ホールでIWGPジュニア挑戦が決まりました。これは背伸びでもなんでもなくて、実際に5月のタイトルマッチからシェリーが挑戦したIWGPジュニアヘビーのベルト自体そのものもスーパージュニアにチャンピオンが出なかったということで太陽の光を浴びられてない。ベルトも人だと僕は考えてますので、ベルトにかわいそうな思いをさせちゃってる。ましてや僕はスーパージュニアを獲ったので、挑戦ではなく勝負させてもらいます」

【会見後のKUSHIDA】
▼KUSHIDA「昨日の試合はちょっと今の新日本プロレスのヘビー級もできない戦いというか、重い戦いができたんじゃないかという充実感にあふれてますね」

――オメガとのタイトルマッチが決まったが?

▼KUSHIDA「一夜明けて思ったのはこのスーパージュニア中にチャンピオンの名前を出させたくないというか、存在をかき消す大会にしたいと思った。福岡で挑発された以上、チャンピオンがいなくても盛り上がる、チャンピオンの存在を忘れさせる大会にしたかった。そうできた自負がある。(オメガには)言った責任をとってもらいましょうかね。僕は単純に同世代としてスーパージュニアに出てもらいたかったし、その部分で今の僕だったら間違いなく彼の腰からベルトを奪えます。そういう確固たる自信があります」

――BULLET CLUBに入ってからオメガに変化は感じる?

▼KUSHIDA「シングルは3年前のスーパージュニアでやって以来ですね。会見でも言いましたけど、スーパージュニアに出ないことによって今、ケニー・オメガという存在もIWGPジュニアヘビーのベルト自体も大会期間中は太陽にさらされてなかったんで、僕がベルトにいい思いをさせてあげたいなという気持ちがありますね。ケニー・オメガの元では到底、輝いてないと思うんで。ベルトを獲ったら海外にも連れていきたいし、常日頃言ってますけど、ヘビー級とも直接戦ってなくても戦ってるつもりですので、G1中にもタイトルマッチやりたいし、そういう部分で新日本ジュニアの存在をここから、スーパージュニアが盛り上がった段階から一段階上げるには僕の腰にIWGPジュニアのベルトは必要不可欠ですね」

――前回獲った時とは違う?

▼KUSHIDA「前回ベルト獲った時は自分も状況が判断できなかったというか、転がり込んできたという言葉の方が適切かもしれないですね。今回に限っては絶対的な自信があります。それは何でかと言ったらスーパージュニアでライバルたち、ロッキー、フィッシュ、オライリーというレスラーたちに強くさせてもらった。そう思ってます。なので状況が去年とは偉い違いですね。またベルトにいい思いをさせてあげられると思う。今のKUSHIDAだったら。それこそROHにも持っていけるし、それは価値を高めることになりますので。あとは話の順番が前後しちゃいますけど、スーパージュニアが終わって寂しいというか、来年が今から楽しみですね。ライガーさんがいち早く『来年出るぞ』と言ってましたからね。それは凄くうれしいし、今年のスーパージュニアが終わって寂しい気持ちがあります。代々木からもっと大きい会場にという志はありますけど、代々木っていい会場ですね。見やすいし、歓声が凄いし。去年はリコシェと決勝やってるし、会場には思い入れがありますね。大会始まる前日の時点で去年の数字より上回っていると聞いたんですよ。その前までは後楽園でずっとやってたわけで、この12、3年間の中でニュージャパンワールドも含めて決勝戦を見てくれた数が一番多かったですね。代々木はいい会場だけど、僕はジュニアもっといけるという可能性を感じました。会場の盛り上がりをみて。まだ時間がありますし、僕に任せて下さい。新日本ジュニアを明るい未来に僕がお連れします」

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