6/16【鈴木軍/NOAH】会見における鈴木のコメント(後編/写真あり)
※前編からの続きとなります
――高山はノアの選手ではない。他のノア勢が出てこなかったことについては?
▼鈴木「フフ、ビビったんじゃないの?」
――テレビ解説席には杉浦もいたが?
▼鈴木「ビビったんじゃないの? ヤベーなって。良くいるじゃん。自分の都合が良くなるまで待とうとするヤツ。あいにく俺はそういう感覚、持ち合わせてないから。感情のおもむくままに動いてるから。頭来たら簡単だよ。ぶん殴っちまえばいいんだ。それがプロレスのリングの上だ」
――タイミングを図っている余裕は…
▼鈴木「ないだろ(笑) いざと言う時に備えてたって、いつ来るか分かんねえんだよ。だからノアの全選手に言っといてやる。“今"しかねえぞ? 今しか何もできねーぞ? 様子を見て、流れを見て、自分の都合のいい時に…そんなの誰も待ってくれねえぞ? そんなことしてる間に毎日毎日、刻一刻と状況は悪くなってるんだ。ジュニアだってそうだ。期待を込められた原田も沈んだ。もしかしたら…って思われた平柳と熊野に託しても、やっぱり潰された。動けよ。大丈夫。俺にはな『この方が手っ取り早い』とか『この方が簡単だ』とか、そういう感覚はないから。誰がどう逃げ回ろうが、片っ端から行くから。全員だ全員。“やりたくない"って逃げ回って、ずっと隠れ続けてても、見つけ出して沈めてやるよ。その“どっかに隠れてたヤツ"(杉浦)も。ノアの選手に選択権なんてねえんだよ。順番だってそうだし、時期もそうだし。お前らに選ぶ権利なんてねえんだ。飽きるまで踏み潰す。それだけだ」
――今週の19日にはGHCタッグ戦もあるが?
▼鈴木「あれはランスとデイビーボーイに任せてあるからな。他のヤツどうした? いいのか?カバナとヒーローで。他のヤツどうした? 飲み会が忙しいのか?(笑) まさかとは思うけど、お前らどっか“満足"してねえか? 本当に潰すぞ…! もう1分1秒、少しずつ、すこーしずつ、(戦力が)居なくなってること気付いてるか? お前らの立ってる場所も、もうねえぞ? もはや船じゃねえんだよ。残骸にしがみついてるだけだ」
――7月1日には“ノアvs鈴木軍5大シングルマッチ"が組まれ、自身は小川と対決するが?
▼鈴木「小川? 小川ねえ。いたねえ。まだやってたんだ。とっくに潰れてもういねえのかと思ってたよ。どんな方法でアイツはやられてえんだ? また言い訳残してやろうか? 昨日(のマイバッハ戦)みたいに。それとも言い訳できないようにしてやろうか? すべては俺の気分次第だ。何が5大シングルマッチだ。5対0に決まってんだろ、こんなもん。ノアファンはそこに何か幻想を抱いてるのか? 小川ならもしかしたら…って。残念。俺に幻想は通用しないんだ。俺に通じるのは現実だけだ。夢も希望も、お前らにはねえんだよ」
――高山は『三沢さんを汚したことだけは絶対に許さない』と言っているが?
▼鈴木「しょうがねえじゃん。お前らが祀り上げるからだろ? 何を祀り上げてんだよ。世の中いる“どうでもいいヤツら"と考え方が一緒だな。『今、思い通りにいかないのはすべてアイツのせいだ』って言ってるヤツと一緒。ずっと俺は言ってるだろ? 別に俺が手を下さなくても、いずれここ(ノア)は沈むんだ。もう沈んだんだ。もともと順風満帆で進んでる船じゃなかったんだ。だから『はい、沈みました。苦しいです。苦しいのはアイツのせいです』って言ってるだけだ。違うよ。苦しいのはお前らのせいだ。お前らのつまらないプロレスのせいで客が来なくなった。それだけの話だろ? 昨日のプロレスを見てどう思った? お客は楽しんで帰ってるだろ?」
――怒り、ブーイング、応援…あらゆる反応があったのは確かだが…
▼鈴木「そうだろ。何より、これを自分の目で見てみたい。そう思ってカネ払って来るんだろ? それが結論だよ。それがプロレスにおける、すべての結論だよ。どんなに凄いことしたって、誰も見てくれなかったら、そんなもんは価値ゼロだ。素晴らしい試合、男らしい試合。どうでもいいんだって、そんなのは。いつしか勘違いしてるな、みんな。『これがノアのプロレスだ』って。ノアもクソもねえんだ。プロレスはプロレスだ。お前らがいつも都合よく使う言葉あるだろ? 『あれもプロレス、これもプロレス』って。そう言ってるクセに、自分に都合に悪くなると許せないんだよな。意味分かんねえよな。……さ、王様ゲーム第3弾。鈴木みのるvs高山善廣。7月18日、後楽園ホール。ま、高山善廣最後のタイトルマッチだ。“思い出作り"の最後のタイトルマッチだ。応援してやってくれよ(笑) 何も思い残すことがないように、俺が粉砕してやる。トドメ刺してやるよ。(※発表リリースを握り潰してポイ捨てしながら)こんな感じでな」
