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6/22【WRESTLE-1】なぜかテープカット…葛西加えた新生ワイルド軍が“レセプション”(?)開催 7・12後楽園「AKIRAvs熊ゴロー」も決定(写真あり)

 葛西純を新メンバーに加えた“新生"new Wild order4選手が22日、都内WRESTLE-1事務所で“レセプション"(?)を開催。なぜかテープカットで再出発を祝い、7・12後楽園大会のタッグ王座挑戦者をめぐってモメるなど、早くも先行きに不安を感じさせた。

 6・18後楽園大会で行われた“ワイルドオーディションマッチ"を経て、葛西のワイルド軍への新加入、AKIRA&熊ゴローの再加入が決定。征矢&葛西は早速7・12後楽園大会で“チーム246"カズ・ハヤシ&近藤修司組が保持するW-1タッグ王座への挑戦も決まった。

 この日メディアを集めた征矢は、ワイルド軍の再出発を記念して“レセプション"を勝手に開催。若干クオリティの低い「ワイルドレセプション」と書かれた紙(※“ド"のみ誤って裏面に書かれていた)を会見場に貼り付けると、スーツに白手袋姿の4人がなぜかテープカットを行った。

 報道陣から冷ややかな視線が向けられたものの、むしろ満足げな征矢は「こうして戦力拡大に成功したからには、プロレス界のみならず、色々な世界に露出していきたい」と胸を張って所信表明。新加入の葛西も「俺っちもデビューして17年になりますが、今まで本当に良いことありませんでしたよ! プロレス界に入って。某破壊王の付き人やったり、某破壊王の付き人をやったり、あとそうだな…某破壊王の付き人やったり…。暗黒時代が続いてました。この俺っちにもいよいよ日の当たる時期が来たな!と思っています」とやたら感慨深げに語り、故・破壊王とは縁深いAKIRAも「それは並々ならぬ苦労を味わってるね…」と同調して妙な連帯感も生まれた。

 だが、ワイルド名物(?)の“内輪もめ"も即座に発生。征矢がタッグ王座挑戦に向けて「葛西さんの味であるデスマッチ的なワイルドと化学反応が起こるはず。ジュンちゃん(葛西)とマナブちゃん(征矢)でそれを見せたい」と語ったところで、熊ゴローが“待った"。「ジュンさんは分かるんですけど、なんでマナブさんが…。自分が一番最初に行きたいっす」と異議を唱えるや、AKIRAも「言われてみれば変だよな。成り行きで何となくそうなっちゃった感じだよな」と同調した。

 征矢も得意の詐欺師ばり理論で応戦。「万が一僕が負けたら、どちらかが次のパートナーになればいい。そうすれば作戦が立てやすい。保険ですよ」などと説明したうえで「まずジュンちゃんとマナブちゃんが挑戦して、その次のジュンちゃんのパートナーを決めましょうよ! ジュンちゃんの次のパートナー決定戦・野上彰vs熊ゴロー、シングルマッチやりましょう! 一番ワイルドなヤツを決めましょうよ」と提案。人のいいAKIRAも、いつものようになぜか納得して熊ゴローと熱く握手し、7・12後楽園で「AKIRAvs熊ゴロー」のシングルマッチが決定した。

 ともあれ、ただでさえハチャメチャなワイルド軍に“狂猿"と呼ばれる葛西が加入。スーツ、白手袋、そしてヘアバンドで揃えた4人の姿からは、期待感以上に不安感を感じさせた…。

※“new Wild orderレセプション"における4選手の詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします


☆7/12(日)東京・後楽園ホール『WRESTLE-1 TOUR 2015 SYMBOL』11:00開場、12:00開始

▼シングルマッチ
熊ゴロー
vs
AKIRA

▼WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ
[挑戦者組]
葛西純
征矢学
(1/60)
近藤修司
カズ・ハヤシ
[初代王者組]
※カズ&近藤8度目の防衛戦

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ
[挑戦者]
KAI
(1/60)
鈴木秀樹
[第4代王者]
※鈴木3度目の防衛戦

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