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7/2【ZERO1】耕平が過去3回決勝敗退のリベンジ視野に、大谷5年ぶり火祭り刀奪還へ田中or耕平を決勝指名 『火祭り2015』ブロック分けが決定(写真あり)

 『火祭り2015』(7月16日開幕)のブロック分け抽選会が2日、都内・ZERO1道場で行われた。Aブロックに入った世界ヘビー級王者・佐藤耕平は11年ぶりV2へ向け、「大谷さん、領二、関本…過去に決勝で戦って負けてる相手」へのリベンジを視野に。5年ぶり5度目の優勝を狙うBブロックの大谷晋二郎は「火祭りを背負ってきた者の意地を見せる大会に今年はしたい」と全15大会に皆勤出場となる田中将斗、耕平との決勝対決を描いた。

 今年もZERO1真夏の祭典『火祭り』の季節がやってくる。第15回を数える今年は全12選手が出場しての2ブロックリーグ戦。8・2後楽園大会で優勝戦が争われる。

 開幕を2週間後に控えたこの日、ZERO1道場でブロック分け抽選会が行われた。欠席となったジェームス・ライディーン、関本大介、火祭り実行委員会推薦枠を除く9選手が出席し、「A」もしくは「B」と書かれた紙が入った封筒を引いた。その結果、Aブロックに佐藤耕平、田中将斗、小幡優作、KAMIKAZE、将火怒、Bブロックに大谷晋二郎、鈴木秀樹、崔領二、TARUがそれぞれ名を連ねた。なお、ライディーン、関本、火祭り実行委員会推薦枠は後日抽選することになる。

 Aブロックの優勝候補筆頭株は第4回覇者で現在、世界ヘビー級&NWAインターコンチネンタルタッグ2冠王に君臨する耕平だ。2004年以来、優勝から遠ざかっており、11年ぶり2度目の栄冠を狙う。「またかと思う選手がいます。そこがヤマ場になる」と田中をブロック内の関門に設定。「それ以外は油断しなければ負ける相手じゃない」と強気な姿勢を示し、「チャンピオンとして出る以上、まずはブロックを勝ち上がって決勝に行きたい」とシングル王者として決勝進出を最低条件に定めた。

 過去4度の決勝進出の実績があるが、優勝したのは一度だけ。耕平は11年ぶりV2達成でそれを払拭するつもりで、「大谷さん、領二、関本…過去に決勝で戦って負けてる相手なんで、そこにリベンジしたい」との青写真を描いた。

 一方、Bブロックでは2001年の第1回大会以来4度の優勝経験を誇る大谷が耕平に呼応するような発言を出した。2010年以来5年ぶりの優勝を果たせば、タイに並んでいる田中を抜き、史上最多優勝記録を更新することになる。「こういう何が起こるかわからないブロックになって燃えるものがあります」と今から興奮を隠せない大谷は、「今回で15回になる火祭り、ここで火祭りとは何ぞやと。火祭りを背負ってきた者の意地を見せる大会に今年はしたい」と言い切った。

 第1回から今年の第15回まで全大会に出場することになるのは大谷、田中、耕平の3人だけ。「僕が決勝に行って向こうから田中、ないし耕平が出てきて戦う。これが僕の理想」と描いた大谷は、5年ぶりの火祭り刀奪還を見据えていた。

☆『火祭り2015』

[出場選手]
▼Aブロック
・佐藤耕平(世界ヘビー級王者、第4回優勝者/15年連続出場)
・田中将斗(第6回、7回、8回、12回優勝者/15年連続出場)
・小幡優作(3年連続3回目の出場)
・KAMIKAZE(NWA UNヘビー級王者/3年ぶり3回目の出場)
・将火怒(初出場)
▼Bブロック
・大谷晋二郎(第1回、2回、5回、10回優勝者/15年連続出場)
・鈴木秀樹(WRESTLE-1チャンピオンシップ王者/2年連続2回目の出場)
・崔領二(昨年度覇者、第9回、14回優勝者/10年連続10回目の出場)
・TARU(初出場)

[未抽選選手]
・関本大介(第11回優勝者/10年連続11回目の出場)
・ジェームス・ライディーン(第13回優勝/2年ぶり2回目の出場)
・火祭り実行委員会推薦枠

[日程]
▼7/16(木)東京・後楽園ホール 19:00開始
▼7/19(日)青森・はまなす会館 14:00開始
▼7/24(金)東京・芝赤土公園 18:00開始
▼7/25(土)千葉・袖ヶ浦市臨海スポーツセンター 18:00開始※
▼7/26(日)大阪・平野区民ホール 17:00開始
▼7/27(月)鳥取・JFS鳥取北コート 18:30開始※
▼7/28(火)滋賀・豊郷町民体育館 18:30開始※
▼7/29(水)新潟・万代シテイ 19:00開始
▼7/30(木)愛知・露橋スポーツセンター(名古屋) 18:30開始
▼8/2(日)東京・後楽園ホール 18:00開始
※印は『超花火』とのコラボレーション大会

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