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7/6【新日本】ドームの借り真夏の祭典で返す 新IWGP王者オカダがG1連覇へ棚橋を決勝指名(写真あり)

 7・5大阪城ホール大会で3度目のIWGPヘビー級王座戴冠を果たしたオカダ・カズチカが一夜明けた6日、都内・新日本事務所で会見。G1連覇を規定路線としたレインメーカーは決勝戦の相手に棚橋弘至を指名。1・4東京ドームでのIWGP戦で敗れた借りを真夏の祭典で返す構えをみせた。

 21年ぶり開催となった7・5大阪城大会。オカダはメインイベントでAJスタイルズとの激闘を制し、1年2ヶ月ぶり3度目のIWGP王座戴冠を果たした。大舞台で頂点に返り咲き、「このベルトの重みが懐かしかったですね。カバンの重さはこれじゃなきゃなと思いましたね」と“所有物"のIWGPベルトを取り戻したことを実感。「ディフェンディングチャンピオンとして、IWGP王者としてG1をみていきたい」と今月20日開幕の『G1 CLIMAX 25』に目を向けた。

 昨年、2度目の優勝を成し遂げたオカダはディフェンディングチャンピオンとして、そしてIWGP王者として真夏の祭典に出陣する。今年は史上最多の全19大会で開催。Bブロックに名を連ねたオカダは史上3人目の連覇、史上3人目のIWGP王者としての優勝と二つの記録がかかる。

 「別に長かろうが結局、強い人が勝っていくだけですから、そんなに気にしてない」と強気姿勢のレインメーカーは、「別にこのカードはやばいなと思うような対戦相手は正直、今のところいない」と豪語。昨年の優勝戦を争った中邑真輔と同ブロックとなったのが注目されるが、「去年やって勝ってますし、正直、前より熱くなることはない」と涼しい顔で言ってのけた。

 そんなオカダだが、唯一、借りを返しておきたい相手がいる。Aブロックにエントリーした棚橋だ。今年の1・4ドーム大会でのIWGP戦で逸材の軍門に下り、悔し涙に暮れた。あの時の屈辱を忘れていないオカダは、決勝戦の相手に棚橋を指名。「言いますよ、IWGPもG1も遠いぞって。ドームで悔しい思いさせられましたから、G1の舞台で悔しい思いを逆に味わわせたい」とリベンジを描いた。

 レインメーカーにとって連覇は規定路線。「IWGPチャンピオンとして負けは許されないと思ってますし、しっかり全勝で2連覇」と今から宣言したオカダは王者の威信にかけて今年も夏の栄冠を手にする。
※オカダのコメントは別項に掲載します

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