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7/12【鈴木軍/NOAH】会見における鈴木の詳細コメント(中編/写真あり)

※前編からの続きとなります

――その“追い込んでいる人間"について改めて…

▼鈴木「まぁ“ノアに来た本当の目的"が見えてくるまで、あとちょっとだな。さあ、いよいよクライマックス。夏だし(笑) 夏といえばクライマックスだろ?(笑)」

――本当の目的がクライマックス…?

▼鈴木「そうだ。俺は、ただ闇雲に荒らしに来てるわけじゃない。俺以外のヤツらには『好きなだけ破壊し続けろ』って言ってる。試合の形から、格式から、アイツらが大事にしてるモノ、ファンの抱いてる幻想…すべてブチ壊せって。どんな方法を使ってもいい。それしか言ってない」

――ということは、その“本当の目的"は自身の個人的な部分にあるもの?

▼鈴木「うーん…ま、そのうち見えてくるさ」

――その“本当の目的"を果たしたらノアから完全に撤退する可能性が高い?

▼鈴木「さあね。それはその時話す」

――話を高山戦に戻すと、前哨戦などを通じて以前の高山とどう違う?

▼鈴木「老いたよな。動きと気力と発言も含め。一生懸命、自分自身を奮い立たせてる感じ。そりゃ分かるよ。10年も一緒にいたんだから。俺が丸藤のことを手にとるように分かるように、アイツ(高山)が何を考えてるかも本当に良く分かるもん。アイツは絶対俺には勝てない……違うな。俺は絶対アイツには負けない。宣言しといてやる。俺がアイツを殴り倒してやる。誰かの“なんとか"って技でもなく、俺の何か(の技)でもなく、俺の“拳"で。アイツは崩れるし、倒れるし、起き上がってこない。よく選手の実績がどうだとか言うけどさ。過去じゃん? すべては過去だ。“経験値"なんて試合の中で必要とされるのは、ほんの“一秒"だけだ。それ以外はまったく必要ない。高山にはお前の望み通り、最後に『すいませんでした』と言わせてやる。いや言えないな。2つの理由で。俺に殴られてアゴ割られてしゃべることも立ち上がることができないことが一つ。もう一つは俺にやられて悔しくてしゃべる気にもならないからだ」

――高山は『昔のヒールはもっと凄かった』とも言っていたが?

▼鈴木「あいつただのプロレスファンだろ。そんなに好きなら昔にかえって昔のプロレスやってりゃいいじゃねーか。言ってることが40代、50代のプロレスファンと一緒だ。『あの頃は凄かった。あーだこーだ』って。第一、お前が凄くないのに、お前が言うなって感じだな。残念。まったく俺には響かな〜い」

――血まみれとなった高山は『これで面白くなってきた』とも言っていたが?

▼鈴木「二流以下のヤツの発言だよな。『面白くなってきた』って。お前がプロレスファンなんだよな。なんで“傍観者"の意見なんだよ。面白くなった? そんなことはどうでもいいんだよ。よくレスラーが言うじゃん。グループ作ったりとか何か新しいことやると『これから面白くなる』とか『面白いことやっていく』とか。『え、何が?』って思わない? そう言って面白くなったこと、一度たりともねえじゃん。なんでか教えてやるよ。面白いと思ってるのは、“ファンの自分"が見てる自分の姿なだけだからだ。自分を見るのは自分じゃねえ。他人じゃん。なんで例え話が『俺だったらこうする』とか“俺基準"なんだろな? そういうヤツ多いよ、この業界。だから二流から上に来られねえんだろからな。それにさ、なんで自分で作ったメシを人に出す時、自信なさそうに出すんだよ。それを人が食って『おいしい』と言って初めて、自分から『これは最高です』って言う。全部“後付け"なんだよ。自分が『これが最高だ』って言って出さないものを、なんで客が最高だと思うんだよ。(後付けばかりで)ズルいんだよ……。っていうか(西永本部長)来ねえなあ!」

※と言いながら調印書や高山のフィギュアを投げ捨てたりして、もてあそぶ

▼鈴木「そろそろだなあ、タイムリミット」

――30分までまだ時間があるが?

▼鈴木「あぁ? そんなこと言ったっけ? タイムリミットは“俺が飽きるまで"だ。俺の30分と世の中の30分は違うから。なんでか教えてやろうか? 王様の言うことは…?」

――絶対だから…

▼鈴木「クックック(笑) さっき(西永部長に)電話したら『い、いどぅ、移動中なんどぇ! うあぁあああ〜』とか言ってたよ。切っちまったけど(笑)……あ、来たじゃねえかよ!」

※後編に続きます

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