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7/12【鈴木軍/NOAH】会見における鈴木の詳細コメント(後編/写真あり)

※中編からの続きとなります


※西永本部長が到着

▼鈴木「ハーリー・レイスはどうした?」

▼西永本部長「来られません。アメリカなので」

▼鈴木「拾えよ。死体と一緒に拾えよ」

※西永部長は投げ捨てられていた調印書とバラバラになった高山のフィギュアを拾う

▼鈴木「似合うなぁ〜そのヒザつく姿が。地面はいつくばってるウジ虫みたいアハハハハハハハハ〜(笑)」

▼西永本部長「これは鈴木さんのサインですね。鈴木さんが調印したということで、タイトルマッチが成立します。今の鈴木さんの高笑いが試合後、高山さんのものに変わることをノアとしては願っていますが、タイトルマッチらしい素晴らしい試合を期待したいと思います」

▼鈴木「フン。またタイトルマッチにふさわしくないとか言って、別のレフェリーつけたり、いっぱいレフェリー呼んできたりすりゃあいいじゃん。好きにやればいいさ、権力使って。『誰も勝てないから、権力使って取り上げます!』とか発表すればいいじゃん」

▼西永本部長「正々堂々と戦って獲り返してもらいたいと思います」

▼鈴木「フン。もう用ねえぞ? 帰れ帰れ。とっとと帰れ」

※西永本部長が去る

▼鈴木「取り上げればいいんだよ。なぁ? 『誰もあなたに勝てないから返してください』って。ハーリー・レイスでも田上でも。ま、返さねえけど(笑)」

――改めて高山の警戒点は?

▼鈴木「あ? 逆だろ? 向こうが気をつけるんだろ? だって俺は両手両足あるし。俺の体は全部凶器みたいなモンだし。後楽園ホールは全部俺の体だと思ってるし。鍛え過ぎちゃってさ、殴ると壊れちゃうんだよ。この前流血させたみたいに。ちょっとカスっただけでマブタ切れちゃうくらいだもんな。アイツ、これが最後の試合になるだろうから、みんな見てあげないと。翌日見出しに出るよ『高山死す』って(笑) もともとモノが違うからしょうがねえんだよ。ただの体が大きいヤツと俺は。生まれた時から。でもよ、俺がどんな風に生きてきたか…知ってるだろ? どいつもこいつも見下しやがって。こんな小さいヤツ、こんな顔してるヤツ…、そうやって言われ続けてきた。“天才"と言われたこともないし、“未来の希望"とか言われたこともないし。大体言われるのは『いらない』『うるさい』『邪魔』『目ざわり』…そんな言葉をずっと受けてきた、日本のプロレスの世界から。そう…お前たちが俺を作りだしたんだ」

――ファンなどからは称賛する声もあったはずだが?

▼鈴木「それは俺の“傘下"だからだ。俺がこの何十年の中で作ってきた人間だからだ」

――今のこの行動も、そういった反骨心が原動力?

▼鈴木「良く言えばな。悪く言えば…『お前なんかプロレス界にいらない』。一番最初から、どこへ言ってもそう言われるんだ。今もそう言われるんだ。『お前なんかいらない』って。そいつらの口を縫い合わせるまで止まらないよ? 俺はそのために力蓄えてきたんだ。何十年もかけて。そして今も。全部ブチ壊すために。でも何も手にしないと誰も耳を貸さないんだ、俺の言葉に。そりゃそうだよな。ウジ虫扱いして、邪魔者扱いしてきたんだもんな? だからこれ(ベルト)が必要だったんだ。そしたら聞くだろ? 聞きにくるじゃねえか、俺の言葉を。お前らだって。だから権力が必要だったんだ、ず〜っと。知ってるよ? みんなそんなモンだ、ってことくらいは。今も何て言われてるか知ってるよ? 一番言われてるのは『ふさわしくない』ってことだ。血ヘド吐いて、這いつくばって、トレーニングしてきて出た評価がそれだろ? 27年やって、今もまだ言われるんだよ。下手したら『生意気』って言われんだ。10代のガキにも言われるし、まだ世の中を知らねえ20代の鼻タレにも言われるし。だから全部壊れちゃえばいいのに…ってホントに思う」

――考え方が極端では…

▼鈴木「極端? 大丈夫。ぜ〜んぶ俺がブチ壊してやるから。風は強いし、冷たいけどな。でも俺は『なんで今日晩御飯出てこないの? お母さん作ってよ』って言ってるヤツとは違うもん。今、自分が食わなきゃいけないんだったら、拾ってでも食わなきゃいけねえんだよ。『一生懸命トレーニングして勝ちます』とか言ってるヤツとも根本的に違うもん。本当にそれが最近良く分かる。そんな低俗なヤツらと一緒にされたら困るって思ってる」

――改めて話を聞いている限りでは、7月18日を強制的な“高山引退試合"とするように聞こえるが?

▼鈴木「そうだな、残念だけどな。残念で残念で仕方ないな(笑) ま、仮にも“帝王"なんて名乗らせてもらえたんだ。王様は二人もいらねえ。良い思い出とともに…散れ!」

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