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7/15【新日本】G1へ高所恐怖症・本間がバンジージャンプでこけし特訓 「9試合オール成功」宣言(写真あり)

 今夏G1 CLIMAXに出場する本間朋晃が15日、都内よみうりランドでバンジージャンプによる“こけし特訓"を敢行。高所恐怖症ながら3度の“こけしバンジー"を成功させ、「公式戦9試合すべてでこけしを決める」と宣言した。

 昨年、飯伏幸太の代打として急きょ初出場を果たした本間だが、今年は堂々の“正式"エントリー。「今年は1勝とか2勝とか、そんな中途半端なこと言いませんよ。出るからには優勝。だってG1 CLIMAXって弱いヤツが出る大会じゃないですからね」と意気込み、代名詞の“こけし"に磨きをかけるべく、バンジージャンプを備えるよみうりランドを訪れた。

 「こけしは飛ぶものではなくて、落ちるもの。落下する恐怖心との戦いでもある。いかに体重を頭にのせられるか、全神経を頭に集中できるかがカギ。これをやればこけしの成功率は格段に上がる。上がるということは勝てる」と地上22m、ビル7階相当からの落下にチャレンジした。

 とはいえ本間は高所恐怖症…。「先日、真壁さんと一緒に大阪城の天守閣に上がっただけで股間が縮こまりましたから」とため息をつきつつ、恐る恐るバンジー台を目指したが、階段を上がる途中で足が止まる始末。台に到着しても5分程度躊ちょしたものの、集まったギャラリーからの“こけしコール"を受けて覚悟を固め、“こけし式バンジージャンプ"を敢行した。

 見事こけし独特のフォームのまま落下。その後2回ダイブし、回を重ねるごとにスムーズさを増した。合計3回のバンジー特訓を終えた本間は、「度胸がつきましたね。ビクビクでしたけど、どっからともなく“こけしコール"が聞こえてきたんで飛べました。やっぱりこけしは“みんなのこけし"ですね」と安どのしゃがれ声で笑顔。一方で「上からというよりは、下の人がこけしを待つイメージが沸きました。案外下から見るとひるまない。これまでは先走ってこけしに行きがちだったんで、十分にダメージを与えてから飛ばないといけない、と思えました」と収穫も口にした。

 とにもかくにも、これでG1出撃態勢を整えた本間は「公式戦9試合全部でこけしを成功させる」と宣言。「特に成功させたいのは石井戦。今年2月のNEVER王座戦もそうですし、これまで石井には散々やられてきたんで。舞台が(8・12)後楽園のメインという最高の舞台。後楽園では会場の空気が“石井推し"になりがちなんで、それを“こけし推し"に変えて、みんなのこけしを決めたい」とも意気込んだ。7・25高松大会ではメインイベントでIWGP王者オカダ・カズチカとも激突。初戦の永田裕志戦(7・23静岡)から“こけしの雨"を降らせてみせる。

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