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8/20【WRESTLE-1】W-1GP最終戦へ征矢が見据えるは近藤との決勝対決と「優勝」の2文字(写真あり)

 8・30後楽園大会の『WRESTLE-1 GRAND PRIX 2015』準決勝で黒潮“イケメン"二郎と対決する征矢学。近藤修司との決勝対決を描いた征矢は今、「優勝」の2文字のみを意識し、10日後の後楽園大会に臨もうとしている。W-1提供・征矢のインタビューは以下の通り。

――8・30後楽園大会でWRESTLE-1 GRAND PRIX 2015の準決勝、決勝が開催されるが、準決勝の相手である黒潮について?

▼征矢「うーん、まぁイケメンは最近凄く人気が出てきて急上昇してるわけですけども、後輩なので。後輩に負けるということは絶対にしたくない。現にWRESTLE-1のチャンピオンであるKAIがイケメンに負けてトーナメント…トーナメントもチャンピオンが出場して、しかも負けるっていうのはどうなのか。でも一番恥ずかしいのは後輩に負けたってことですよ。お客さんはもしかしたらイケメンが勝つことを望んでいるかもしれない。ワイルド対イケメン対決に関しては。でも申し訳ないけど俺は空気読めないからね。お客さんの出す空気通りにはやらないので。逆にブーイングぐらいあってほしいね」

――では反対の山に当たる近藤、KAZMAについては?

▼征矢「まぁ近藤修司はタッグのタイトルを賭けて何度もやっていますし、前にいた団体の時から知っていますしね。あの人頭良いんですよ、プロレス頭が。僕が力でいくのに対してあの人も力でくるとは思うんですけど、その力を利用して違う見せ方で、意外なところで俺を騙してくるんじゃないかというところはありますよね。だからそれをいかに直感で振り切って倒すか。近藤修司に関してはそんな感じですね。あとKAZMA SAKAMOTOに関しては、DESPERADOのリーダーと今、仲良くないんでしょ? そんな中で自分というものを、欲というものをやっと出してきたかと。ちょっと遅いんじゃないかと思いますね。ただまぁね…もっと恐ろしいヒール軍団と私は戦ってきたので。まぁ今のKAZMA SAKAMOTO率いるDESPERADOがどれだけなのかっていうのは見ものですけどね」

――どちらの選手が決勝に上がってきてほしい?

▼征矢「どうだろうね。どっちを倒した方がオイシイかってことだよな。そう考えると近藤修司を倒した方がオイシイのかなって思うね」

――先日のタッグ王座戦では近藤から勝利を挙げたが?

▼征矢「まぁあれはタッグなんで。純ちゃんのサポートもあってっていう部分もあるので。今回はシングルですから。やっぱり近藤修司自体も昔はジュニアという階級でやっていたんですけど、今は身体も大きくなって体重も俺とそんなに変わらない。なので潰し合いのような試合になるんじゃないかな、近藤修司が上がってきたら。近藤修司とバチバチぶつかり合うのが理想ではありますね。でもDESPERADOとやればお客さんも俺の方を応援してくれる可能性は大きいな…。まぁ相手が誰であれ、できたら決勝で武藤さんとやりたいね」

――決勝で武藤さんとやる?

▼征矢「えぇ。気持ちとしては。グレート・ムタも入れて3WAY、決勝でやりたい。一番オイシイのを考えればそこだと思うんですけどね。まぁでもトーナメント優勝、それは発言権を得られるか、得られないかというものがかかって来るんですよ。チャンピオンもエントリーしたトーナメントに優勝するということは、事実上WRESTLE-1で一番強い人間だっていうこと。それはクジ運がどうこうもあるかもしれない。今回は早い段階で河野、KAIというやつらが消えた。それも意外かもしれないけど事実だからね」

――優勝したらベルト挑戦は考えている?

▼征矢「まぁ優勝したら自然と言えるチャンスはもらえるでしょ。でも俺は優勝してもシングルのベルトに挑戦するって言わないかもしれない。それはやっぱり優勝してみないとわからないことなので。今は優勝することだけを考えているので。そうじゃなきゃでしょ? 純ちゃんが前に言っていたじゃん。女性と営みをする時に作戦云々はっていうの。あれと一緒だよね」

――9・6川口大会ではタッグ王座の初防衛戦も決定したが?

▼征矢「やっぱりねぇ、チャンピオンであるからには誰の挑戦でも受けるって気持ちはありますよ。同じチーム内であれ、家族であれ、恋人であれ、挑戦したいというなら誰でもやってやるっていう気持ちはありましたよ。でも今回すぐに挑戦するっていうのはベルトの価値も下がってしまうと思ったので、すぐには答えを出せなかったです。で、生き様を見せてくれと言ったんですけど、まだ彼らには生き様は見せてもらえてないです。ただ挑戦したいっていうね。人がトーナメント中なのに毎日毎日顔を合わせる度に『学ちゃん、あの件どうなった?』って。食事中にもですよ! もうそれだけ言うのであれば一発、タイトルマッチであの2人をボコボコにして病院送りにして返り討ちにしてやろうと。その覚悟があるならやってやるよと。まずは熊ゴローの耳を片方引きちぎってやろうかと思っていますよ」

――では最後にトーナメントに向けての意気込みを?

▼征矢「優勝は4人とも狙っているのは間違いないので。足元をすくわれないように。まずはイケメン戦を何としても勝ち上がって、決勝。どっちが来るかわからないですけど、そいつと決勝戦を戦って勝って優勝したい。単純にそう思うだけです」

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