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9/3【新日本】雪辱戦・真壁「俺流で返す」、飯伏「自分にないもの吸収した上で勝つ」 9・23岡山NEVER王座戦調印式(写真あり)

 NEVER無差別級選手権試合「真壁刀義vs飯伏幸太」(9・23岡山)の調印式が3日、都内・新日本事務所が行われ、両者が調印書にサイン。G1公式戦以来の再戦で王者・真壁が「俺流のやり方でタイトルマッチやらせてもらうからよ。それが気に入る、気に入らないは関係ない。真壁刀義をお見舞いしてやるよ」とリベンジを宣言すれば、2度目のNEVER挑戦となる飯伏は「ここで自分はいろいろ吸収したい。その上で勝ちたい」とさらなる進化の糧とする構えをみせた。

 両者は8・14両国大会でのG1公式戦でシングル初対決。勝利した飯伏が「真壁さんに勝ったんで、ベルトが欲しい」と挑戦を表明し、9・23岡山大会でのNEVER王座戦が決まった。

 飯伏のNEVER挑戦は昨年5・25横浜アリーナ大会で第5代王者・石井智宏に挑んで以来2度目だが、今回は王者が真壁であることに大きな意味がある。「自分はプロレス11年やってきたんですけど、正直自分の中ではプロレスというものはこういうものとわかってたつもりだったけど、その中でわからない、自分が知らなかった部分を本当にたくさん持ってる」と真壁に一目を置いた飯伏は「このNEVERのベルトに挑戦することによって自分が少しでも変われれば」との思いから挑戦を希望したことを告白。「ここで挑戦しないと意味がない。ここで自分はいろいろ吸収したい。その上で勝ちたい」とNEVER初戴冠によるさらなる進化を見据えた。

 一方、王者・真壁にとっては雪辱戦となる。「別にこいつに恨み節もないし、ぶっ殺してやろうという感情もない。汚ぇ言葉も罵倒する言葉もない」と悪感情なしを強調したが、当然G1で苦杯をなめたままでいられるはずがない。「あんな大観衆の前で負ける、のびる。辱めを受けたからな。その分はキッチリ返させてもらう」とリベンジを宣言。「チャンピオンはこの俺だし、俺なりのやり方、俺流のやり方でタイトルマッチやらせてもらうからよ。それが気に入る、気に入らないは関係ない。真壁刀義をお見舞いしてやるよ」と飯伏に思いに応えるように通告していた。

【調印式における真壁、飯伏】
▼飯伏「G1が終わっていろいろ自分の中で思うことがありまして、このNEVERのベルトに挑戦することによって自分が少しでも変われればいいかなという部分と、僕は真壁さんとNEVERのベルトをかけて試合がしたいです。それに自分の中で意味があります」

▼真壁「飯伏という選手が今までの選手とまるっきり色が違うのはわかってる。別にこいつに恨み節もないし、ぶっ殺してやろうという感情もない。前回のG1 CLIMAXのリーグ戦の1試合だよな。その試合もそうだし、そのあとの決勝戦の日の試合か。俺たち決勝戦に上がってないから、予選落ちの人間でやったけど、そこでも恥かかされた部分もあるし、逆にコノヤローきやがるなというのもあった。汚ぇ言葉も罵倒する言葉もない。ただチャンピオンはこの俺だし、俺なりのやり方、俺流のやり方でタイトルマッチやらせてもらうからよ。それが気に入る、気に入らないは関係ない。真壁刀義をお見舞いしてやるよ」

――G1の借りは返すと?

▼真壁「それはもちろんだろ。あんな大観衆の前で負ける、のびる。辱めを受けたからな。その分はキッチリ返させてもらう。それだけだ」

――NEVERをかけて真壁と戦う意味とは?

▼飯伏「僕に持ってない部分というのを真壁さんは本当にたくさん持ってて、自分はプロレス11年やってきたんですけど、正直自分の中ではプロレスというものはこういうものとわかってたつもりだったけど、その中でわからない、自分が知らなかった部分を本当にたくさん持ってるんで。ここで挑戦しないと意味がない。ここで自分はいろいろ吸収したい。その上で勝ちたい」

――飯伏の発言を聞いて?

▼真壁「俺から言わせれば奴があのキャリアでプロレスわかんないものだらけ? そりゃそうだろ。俺だって18年やってわからないこといっぱいあるのによ。プロレスって最後の最後までどんなもんかわからないと思うよ。でもその到達点を目指すのがプロレスラーだと思ってる。そういう意気込みで来るなら、何回でも言うけど真壁刀義をお見舞いしてやるよ」

――飯伏の弱点歯見つかっている?

▼真壁「見えてきてるけど、それを言ったら相手にばれちゃんじゃんか。そりゃわかってるよ。いろんなもんわかってる。改めて俺の感覚でいろんなこと考えるし、研究するよな」

――それを前哨戦で試す?

▼真壁「そうなるだろうな」

――G1での真壁戦勝利については?

▼飯伏「G1の中の一つの公式戦ではシングルマッチで自分が勝ちましたけど、体調とか連戦とかあった中の一つ。本当に本当の一つの試合としては今回が初めてだと思います。ここでいろいろわかるんじゃないかなと。勝敗に関しては。ここでキッチリ勝ちたいです」

――ヘビーのベルト全て1回ずつ挑戦し、NEVERは2度目となるが?

▼飯伏「絶対に負けられないっていう部分はありますね。何度も言ってますけど、NEVERのベルトもそうなんですけど、僕はこのNEVERのベルトをかけて真壁さんと戦うことに意味があると思うんで」

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