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9/21【大日本】左ヒザ負傷はじん帯損傷で復帰時期早まる見込み 河上が復帰後のストロングヘビー返り咲き&タッグ王座獲り視野に(写真あり)

 左ヒザ負傷で欠場中の河上隆一が21日、東京・後楽園ホールで登坂栄児社長とともに会見。当初は「左膝前十字靭帯断裂」と診断されていたが、断裂ではなく損傷だったことが判明。復帰時期が早まる見込みとなり、河上は復帰後のストロングヘビー級王座返り咲き、征矢学とのBJWタッグ王座獲りを見据えた。

 8・22大井町でのイベントプロレスで左ヒザを負傷した河上。8・30名古屋大会で予定されていた岡林裕二とのBJW認定世界ストロングヘビー級王座戦は中止となり、王座返上も余儀なくされた。

 当初は「左膝前十字靭帯断裂」と診断されていたが、今月11日に「じん帯の手術の権威」という医師の触診を受けた結果、じん帯断裂ではなく、じん帯損傷だったことがわかった。当初は復帰まで半年間かかる見込みだったが、それが早まることとなり、登坂社長は「おおよそとしては10月から11月には復帰のめどが立ちそう」との見解を示した。

 うれしい誤算となった河上は欠場を改めて謝罪したうえで、「自分自身、焦る気持ちがかなりあったけど、時期が早くなって焦らず長い目で見てじっくり治して、河上隆一がやっと戻ってきたとみんなが喜んでくれる形にして復帰したい」と完全復調を遂げてのカムバックを約束。「今回のタッグリーグ、征矢さんと二人でワイルドネットワークで出たかった悔しい思いもあるんでね。タッグリーグ終わって優勝したチームないしチャンピオンチームにワイルドネットワークでぶつかっていけたら。もちろんストロングも照準に入れてやりたい」と復帰後はベルト獲りに乗り出す構えをみせていた。

【会見の模様】
▼登坂社長「8月の名古屋大会直前に左ヒザじん帯損傷で欠場中の河上隆一選手ですが、今回、診断を受けた際にじん帯の手術の権威の方に手術して頂く形になっております。今月はじめにその先生が海外の大きなスポーツの大会から帰られてから触診の形でみていただいたところ、じん帯断裂ではないとの診断を受けました。11日に診察を受けておりますが、断裂はなかったと報告させて頂きたいと思います。現状ではまだケガのダメージがあるということで復帰時期に関しては未定ですが、当初予定していた半年間は大幅に短縮できそうです」

▼河上「関係者各位、何よりファンの皆さんに多大なご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。精密検査の結果、具合が軽くて済んだということで。ヒザは若干腫れが残ってますけど、そんな時間もかからないということで、自分自身、焦る気持ちがかなりあったけど、時期が早くなって焦らず長い目で見てじっくり治して、社長にもご理解いただいたので、じっくり治して河上隆一がやっと戻ってきたとみんなが喜んでくれる形にして復帰したいと思います」

――ストロングヘビーを返上したが?

▼河上「今回こういうケガをしたことで、なおさらそういう機会というものはあまりないんだなと。逆に2回目のヒザのケガということで、復帰したら思い切りやってやろうとやる気に満ち溢れています」

――目標とする復帰時期は?

▼河上「とりあえずあと1ヵ月治療、リハビリを重ねて、その時の具合をみて判断したいと思ってます」

▼登坂社長「タイトルマッチという大事な試合を欠場させていただき、ご迷惑をおかけしたことをお詫びします。復帰時期も今すぐにではなく、完全に治してからの復帰。おおよそとしては10月から11月には復帰のめどが立ちそうだというところです」

――復帰したらストロングヘビー返り咲きを目指す?

▼河上「そうですね。今回のタッグリーグ、征矢さんと二人でワイルドネットワークで出たかった悔しい思いもあるんでね。タッグリーグ終わって優勝したチームないしチャンピオンチームにワイルドネットワークでぶつかっていけたら。もちろんストロングも照準に入れてやりたいです」

▼登坂社長「個人的には天龍さんの団体のベルトも手放しましたので、天龍さんの引退興行も迫ってますので、タイトルうんぬんという話ではないと思いますが、私個人としてもご迷惑をおかけした団体として、お返しができたらなと。天龍さんがお詫びという言葉を望むかわかりませんが、お礼をできればと思っております」

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