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9/25【WRESTLE-1】王者・征矢が河野との王座戦を希望、ワイルド軍勧誘も視野に(写真あり)

 WRESTLE-1王者・征矢学が25日、都内事務所で会見。10・9後楽園大会で次期挑戦者決定3WAY戦「KAIvs浜亮太vs河野真幸」が決まったことに触れ、「1回も勝ったことない河野と雪辱の意味も込めてやりたい」と希望した。

 9・21後楽園大会で悲願のW-1王座奪取を果たし、タッグ王座(パートナーは葛西純)と合わせて団体初の“二冠王"に輝いた征矢。とはいえ単身臨んだ会見ではご立腹だった。

 「なんで一人なんだ…。ノガちゃん(AKIRA)とか熊ゴローとかベルト持ちの人間はいないのか…」と自身の人望のなさを嘆きつつ、「ジュンちゃん(葛西)とタッグ獲って、(W-1GP)トーナメントも優勝して、シングルのベルトも獲りました。ここまではいいですよ。でも普通なら『誰がお前なんかにベルトを巻かせるかよ』っていう形で来ますよね。俺がベルトを巻いてて文句があるヤツは一人もいないのか。そういう声は僕の耳には入ってきてないので、怒りというか悲しみを覚えますね」と消極的な周囲の姿勢も嘆いた。

 征矢戴冠後、敗れた前王者のKAIはその場で再挑戦を要求。その後、浜と河野が名乗りを上げたことで次期挑戦者決定3WAY戦が組まれたが、「(浜と河野については)俺の耳には入ってきてないじゃないですか。相手に伝えなきゃ意味がない。恋愛と一緒ですよ。両想いになるには告白しないとダメでしょ? あなた、女性に告白したことあるんすか? 何回あるんですか? 4回? それは4回挑戦表明したってことですね。僕はおそらく過去28回くらいは挑戦し、敗れ去った苦い過去がある。でも負けの中でも勝利をつかむこともありました。逃がしてしまいましたけど…」と妙な持論を展開しながら力説した…。

 とはいえ無論、王者としては“来るもの拒まず"。「正直、次の挑戦者は正直な話、誰でもいいです。まだ当たって無いヤツもたくさんいますので、クルーザー含めて所属全員と片っ端からやってやってもいい。道場でストリートファイトマッチやってもいいですよ。熊ゴローとかでも奇襲してやりますよ。全員倒すよっていう気持ちはあるんで」と強調した征矢は、「この3人の中なら1回も勝ってない河野真幸。借りを返したいという意味でもは河野とやりたい」と希望。「彼は現状ひとりぼっちですよね? ロンリーウルフみたいな感じじゃないですか。だから寂しかったらnew Wild order入ってもいいよ?」とDESPERADOを追放された河野に触手も伸ばした。

 前王者のKAIについてはやはり手厳しい。戴冠直後もKAIの再戦要求を一蹴していた征矢は「なんでKAIが入ってんだよ。おかしいだろ。KAIが負けて、ベルト獲られて獲り返したところまではいいよ。それで俺に負けて落として、また今回…。なんでKAIばっかり。おかしくない? 絶対おかしいよ。まぁ、勝ち上がってきたらやりますけど、それなりの覚悟を持ってきてもらいたいですね。次負けたら…坊主にするくらいじゃ済まされない。大体、こんくらいの時期じゃないですか? 坊主にすんの。過去2、3回は坊主にしてますからね」とあきれ顔で吐き捨てた。

 ちなみにワイルド軍によるベルト総獲りを宣言している征矢だが、“クルーザーディビジョン"のみ戦力がいない。そこで「クルーザー級に関しては体重的に難しいので、こうなったら手っ取り早く(新王者の)アンディをワイルド入りさせてしまえばいいんじゃないかとたくらんでますね。若い力が必要ですし、ワイルドにマスクマンはいませんから。これを機にワイルドマスクと名前を変更してもらってクルーザーを担当してもらおうかなと。そういう絵も描いてます」と話したものの、直後の会見でアンディからは「興味はありますけど、まったく入る気はありません。凄い楽しそうだなとは思うんですけど、今は自分の力でやっていきたいと思っているので」とあっさり拒否されていた…。

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