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9/29【全日本】青木の世界ジュニア戦要求受けて王者・鼓太郎が返答「どちらがチャンピオンとしてふさわしいか勝負しよう」(写真あり)

 世界ジュニアヘビー級王者・鈴木鼓太郎が29日、タイトルマッチを要求していた青木篤志に返答。「どちらがチャンピオンとしてふさわしい力をもっているか勝負しよう」と応じる構えをみせた。

 世界ジュニア王者として9月の王道トーナメントに出場した鼓太郎だったが、9・12大阪大会での1回戦で宿敵・青木に敗退。昨日(28日)には青木から「チャンピオンとしてどうしたいのかちゃんと言ってこい。お前の口からしっかり『世界ジュニアのタイトルマッチでもう一度俺と戦え』と言ってくるのが筋だろ」と要求されたばかりだった。

 鼓太郎にしても「金丸さんとの連戦を勝ち抜いて、8月のウルティモ ドラゴン戦に勝った時点で次は青木しかいない」との思いはあった。王道トーナメントで1回戦敗退に終わり、シリーズ中もヘビー級相手とはいえ負けが込んだこともあって、「負け続けている俺が発言しても説得力もないと感じていた」ところもあったが、やはり王者として青木に借りを返す必要がある。

 そこで鼓太郎は「俺から言うのが青木の言う筋なら敢えて言わせてもらうよ。俺とベルトをかけてどちらがチャンピオンとしてふさわしい力をもっているか勝負しよう」と呼びかけ、ベルトをかけた再戦に乗り出す構えをみせた。「相手の力を引き出せることのできる力量を持つ人。そして、その相手を越えていける人」というのが鼓太郎の描く王者像。「青木の陰の力のプロレスの中から陽の力を引き出せるのは自分しかいない」と確信する鼓太郎は、「選手権ではさらにそれを上回って勝ちたい」と宣言。王者にふさわしい力を示した上でジュニアの至宝を守り抜く覚悟を決めた。

 また、鼓太郎はXceedの盟友・潮崎豪の退団についても言及。「Xceedのチームとしては一度話し合う必要がある」と前置きした上で、「あいつからは色々話を聞いたし、同じ気持ちのところもあるし、あいつの気持ちは痛いほどわかります!」と理解を示した。

【鼓太郎のコメント】「金丸さんとの連戦を勝ち抜いて、8月のウルティモ ドラゴン戦に勝った時点で次は青木しかいないというのは頭にあったし、世界ジュニアのチャンピオンとして王道トーナメントで結果を出したいというのは俺の考え。でも実際はその青木相手に一回戦負け。そのあともヘビーの中に入ってメインを闘う毎日の中、結果どころか負けの続く毎日でヘビー相手とは言え、負け続けている俺が発言しても説得力もないと感じていたのが現実。青木の実力は充分というか、そこは俺が一番知ってるつもり。純粋にベルトをかけてもう一度勝負しようでいいじゃないか! 俺から言うのが青木の言う筋なら敢えて言わせてもらうよ。俺とベルトをかけてどちらがチャンピオンとしてふさわしい力をもっているか勝負しよう。俺の中のチャンピオンというのは相手の力を引き出せることのできる力量を持つ人。そして、その相手を越えていける人。青木の陰の力のプロレスの中から陽の力を引き出せるのは自分しかいないと思っています。そして、選手権ではさらにそれを上回って勝ちたいと思います! 潮崎が退団した今、Xceedのチームとしては一度話し合う必要がありますが、あいつからは色々話を聞いたし、同じ気持ちのところもあるし、あいつの気持ちは痛いほどわかります! あいつの気持ちはしっかり俺が受け取っています」

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