10/1【大仁田事務所】大仁田が袖ヶ浦市長選出馬を意思表示、来週にも正式表明へ(写真あり)
大仁田厚が1日、東京・竹芝のZERO1道場で会見し、今月25日に投開票が行われる千葉・袖ヶ浦市長選への出馬を事実上、意思表示。週明けにも正式表明する意向を示した。
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一部報道で浮上した大仁田の袖ヶ浦市長選出馬。袖ヶ浦市長選は大仁田58歳の誕生日となる今月25日に投開票が行われ、すでに今月18日の告示を前に現市長の出口清氏、市議の福原孝彦氏が出馬を表明している。
大仁田と袖ヶ浦市との接点は今年7月25日、袖ヶ浦市臨海スポーツセンターで超花火の興行を開催したことで芽生えた。袖ヶ浦市は人口6万2031人(9月1日現在)。2月から何度も袖ヶ浦市を訪れ、営業活動を展開した際に大仁田は「となりの木更津は凄く繁栄して人口も増加してるのに、なぜ袖ヶ浦市はこんな閑散としているのかと感じました。商店街も寂れていて、木更津とは全く違う風景を目にした時、これってどうにかできないものか」との思いに駆られたという。
営業活動中には地元の人と接する機会も多く、人間味あふれる触れ合いを体験。「東京からアクアラインを通って1時間のところにこれだけ優しさのこもった土地があったんだなって。人間の優しさって忘れちゃいけない、日本もまだまだ捨てたもんじゃないなと。この優しさを誰かが守らなきゃいけないんじゃないか」と袖ヶ浦市民の力になりたいとの思いを抱いた。
超花火のコンセプトの一つは“地方創生"。「市役所を訪れて資料をもらったり、市のことを研究したりしましたけど、自分の中で問題点を考えて、そんな中で自分に何ができるのかと考えました」という大仁田は袖ヶ浦市の発展に尽力することを決意。「前向きですし、出馬の意向はありますけど、正式の表明は千葉県内でやらないと失礼。来週開けたら早々にやりたい。意向は十分にあります」と市長選出馬を事実上、意思表示した。
「支持政党があるとそれなりに政党の言うことを聞かないといけなくなる。そのつもりは全くありませんので」と話した大仁田は無所属で出馬するつもり。袖ヶ浦市に居を移し、地元の支援者の力を借りて選挙戦を戦っていくことになる。週明けにも出馬を正式表明する予定の大仁田は「中途半端な気持ちで袖ヶ浦という市に向かうつもりは全くありません。自分の中で100パーセント…いや150パーセント、200パーセントの気持ちで体当たりしていきたいと思います」と市長選へ向けて決意表明していた。