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10/2【全日本】ウルティモと今年こそのJr.タッグリーグ優勝へ 金丸がアジアタッグ返上を示唆(写真あり)

 『Jr.TAG BATTLE OF GLORY』(10月12日開幕)にウルティモ・ドラゴンとのアジアタッグ王者コンビで出場する金丸義信が今年こその優勝を誓う一方で、「ベルトを返上してフラットな状態でいくのもあり」とリーグ戦へ向けて最古のベルトを返上する可能性を示唆した。

 10月シリーズで開催されるジュニアタッグリーグ戦。金丸は昨年同様、ウルティモとのベテランタッグで出場する。昨年は優勝戦で青木篤志&佐藤光留に敗れ、準優勝に終わっただけに、今年こその思いは強い。しかも今年は優勝決定戦がなく、最高得点チームが優勝となる。公式戦は4試合と決して多くはなく、1敗が致命傷となりかねない。金丸は「一つも落とせないんでね。全部勝ちにいく。自信はもちろんあるし、自信がなかったら出ることもない」と長年の経験に裏打ちされた自信をむき出しにした。

 一方で金丸は「青木&佐藤組もなかなか勢いあるし、二丁拳銃も実力あるチーム。注意するのはその2チーム」と警戒も緩めない。しかもヤンキー二丁拳銃・木高イサミ&宮本裕向とは開幕戦となる10・12後楽園大会でいきなり激突する。二丁拳銃とは昨年6月のFortune Dream後楽園大会での6人タッグ(金丸&ウルティモ&AKIRAvs木高&宮本&橋本和樹)で対戦済みだが、手の内を把握するまでには至らなかった。「こればっかりはやってみないとわからないというのがある」と気を引き締めた金丸は、「初戦は大事だから、そこを落とせない」と必勝を誓った。

 今年こその優勝を描く金丸だが、昨年との大きな違いはアジアタッグ王者であることだ。が、リーグ戦開幕を前にある考えが頭をもたげてきた。金丸&ウルティモは初防衛戦となった今年5月以降、防衛戦を行っていないため、今年11月に防衛期限の半年間が経過すると剥奪されてしまう。そこで金丸はリーグ戦へ向けて「ベルトを返上してフラットな状態でいくのもあり」との思いに駆られている。

 一方で金丸は「もちろん狙うのは優勝ですけど、仮に他のチームが優勝したら(挑戦者として)一番可能性があるのはそこかなと今の段階では思ってる」との考えも示したが、返上するかどうか心中、揺れ動いている模様。開幕前にパートナーのウルティモと相談して結論を出す構えをみせていた。

【金丸の話】
――昨年に続き、ウルティモと組んでジュニアタッグリーグ戦に出場するが、1年前との違いはアジアタッグ王者として出場する点にあるが?

▼金丸「ベルトを持っての出場なんですけど、そのベルトをかけるじゃないけど、そのあたりも考えて出場したいのはありますね」

――全てが防衛戦ぐらいの気持ちで?

▼金丸「そうですね。もしくはベルトを返上してフラットな状態でいくのもありかなと思ってる」

――防衛期限が迫っている事情も踏まえてのこと?

▼金丸「そうですね。お互いのスケジュールもあるので。やっぱりウルティモさんもフリーとして参戦していただいて、他での試合もあって、なかなかタイミングが合わない。それを含めても違う形でベルトを返上して出るのもいいのかなと思ってる」

――ジュニアのベルトではないので無理に返上する必要もないかもしれないが?

▼金丸「そうなんですけど、挑戦者も出てくることもなく、もしやるんだったらもちろん狙うのは優勝ですけど、仮に他のチームが優勝したら(挑戦者として)一番可能性があるのはそこかなと今の段階では思ってるんでね」

――昨年は準優勝で、今年こその思いも強いのでは?

▼金丸「周りにはないものを持ってるので、そういう経験というものを出していきたいね。青木&佐藤組もなかなか勢いあるし、二丁拳銃も実力あるチーム。注意するのはその2チームかなと」

――金丸選手から見て二丁拳銃の印象は?

▼金丸「前に一度、小橋さんの興行で当たってるけど、そこまでの印象はないんですよね。こればっかりはやってみないとわからないというのがあるんでね」

――チーム歴も長く、大日本、DDTでタッグ王者にもなっているが?

▼金丸「そうやって結果を残してるのは凄いチームということでしょう。初戦で当たるんでね。初戦は大事だから、そこを落とせないところがありますね」

――今年は優勝決定戦がなく、最高得点チームが優勝となるが?

▼金丸「一つも落とせないんでね。全部勝ちにいく。自信はもちろんあるし、自信がなかったら出ることもないしね」

――アジアを返上するかいなかはパートナーのウルティモと相談して決める?

▼金丸「そうですね。開幕前に結論を出す形になると思います」

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