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10/7【ZERO1】笹崎・新副社長が新方針発表 チケット価格見直しや購入簡略化策など提示

 ZERO1を運営する株式会社ファーストオンステージの大谷晋二郎社長と1日付けで新副社長となった笹崎勝己審判部長の執行部が7日、都内道場で会見。今後の方針を発表。チケット価格の見直しや、購入方法の簡略化などを打ちだした。会見における大谷社長、笹崎副社長、沖田リングアナのコメントは以下の通り。


【大谷社長の話】「本日は、お忙しい中、当社の人事報告を兼ねました会見にご来場頂き、誠にありがとうございます。隣におります笹崎新副社長ですが、今年でZERO1勤続10年目となります。その間、興行部の部長として現場を中心に同じく隣におります沖田とともにZERO1の中枢として活躍してくれています。また前職はあの『全日本女子プロレス』に最後まで籍を置いて全うするなど、とても責任感のある人間です。そして彼の凄いところは、彼のことを悪く言う人を聞いたことがない!ということです。どんな苦しいことも辛い仕事も率先し文句一つ言わず行っています。今回この話を出した時に『こういう人が、幸せにならなくてどうする』という思いが、僕たちに芽生え、満場一致で決定となりました」

【笹崎副社長の話】「今回このようなありがたいお話を頂戴し、自分なりに考えた上でお話をお受けしました。。ZERO1をどうしたらより良く出来るか、どうしたらいいのか。その中で僕なりに出た結論を申し上げますと、ファンの皆様あっての僕らだと。そのファンの皆様が『来て頂きやすい』『観て頂きやすい』環境を作ることが、最優先であると思いました。その追及はいつか必ず、選手や僕らスタッフにも『幸せ』という形で帰ってくると、信じて頑張っていきます。当社の理念は『プロレスで観た人を元気にさせる』です。それを実践するために、リング内外で、以下の改革を行いたいと思います。一つ目は“チケット販売の簡略化"。各プレイガイドさんのご協力もあり、全国のコンビニエンス等で、チケットが買えますが、当社ホームページやツイッター、FBまど、SNSなどで『今見た物』を『今すぐ買える』というシステムを現在作成中です。2つ目は“ファン一体型の環境つくり"。ZERO1をもっと身近に感じてもらえるような環境作り。ファンの皆様の声を今後活かせるようにファンミーティング等のイベントにて、『ファンの皆様の欲しいグッズ』などを作成したいきたい。具体的に、第一回のサポーター・ファンミーティングを10月12日に当社にて行います。もちろん無料です。ご意見を沢山お持ちください。3つ目は“値段設定の見直し"。今年の元日大会は、お年玉企画として2000円均一に致しました。来年もこれで行います。また、KAMIKAZE副社長の企画で5月GWも2500円にいたしました。ストロングZERO割も毎大会好調です。現在、全国で100近いプロレス団体があり、日曜日となると都内でも10大会以上のプロレス興行がある時もあります。その中でZERO1を見に行きたい、と思っていただけるよう、少しでも来て頂きやすい値段設定を心掛けていきたいと思います。4つ目はルールの厳守。リング内では、審判部長としてルールの厳守に努めたいと思います。レフェリーの権限を今以上に強化していきます。先日のKAMIKAZE選手のように故意に行った反則、明らかに意図的なレフェリーに対しての攻撃等は厳しく罰します。またZERO1の管理するタイトルマッチの試合時間を、30分一本勝負に変更します。現在までは60分というルールで行ってきましたが、30分という時間の中でもよりいいファイトを見せてもらいたい、という思いからです。ZERO1の激しい戦いには、厳格なレフェリングが必要と、常に心がけ『観やすい』プロレスを目指してまいります」

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