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10/13【新日本】1・4IWGP戦正式決定 オカダ鬼門ドームで「来年こそカネの雨を」、棚橋は「衝撃与えるハイフライショック」予告(写真あり)

 2016年1・4東京ドーム大会でのIWGPヘビー級選手権試合が正式に決まった王者オカダ・カズチカ、挑戦者・棚橋弘至が13日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた発表会見に出席。1年ぶりの雪辱戦となるオカダが鬼門といえる1・4ドームで「来年こそカネの雨を降らせる」と年頭の主役獲りを宣言すれば、6年連続1・4メインとなる棚橋は「オカダに起こされたレインメーカーショック、それに匹敵するようなハイフライショックを。ファンのみなさんに衝撃を与えるような試合をします」と予告した。

 2016年頭を飾る1・4東京ドーム大会。メインイベントは王者オカダvsG1覇者・棚橋のIWGP頂上決戦に決まった。2年連続同一カードのメインは1・4ドーム史上初。前回は王者・棚橋が勝利し、敗れたオカダは男泣きに暮れた。

 今度は立場を逆転させての再戦となるが、オカダにとって1・4ドームは鬼門といっても過言ではない。凱旋マッチとなった2012年は凱旋マッチでインパクトを残せずブーイングを浴び、2013年は棚橋に敗れ、IWGP王座を奪われた。2014年はIWGP王者として内藤哲也を破ったものの、ファン投票によってインターコンチネンタル王座戦「棚橋vs中邑真輔」にメインイベントを奪われ、セミファイナル降格の屈辱を味わった。

 「東京ドームではいい思い出がないですからね」とこぼしたオカダは2016年、その全てを払拭するつもりだ。夏のG1では中邑、後藤に黒星を喫したが、10・12両国大会でAJスタイルズを退け、ドーム進出を決めたことで「輝きを増しましたから」と自信を完全回復。「次はしっかりG1チャンピオンと戦って、勝ってもっと輝きを増したい」と言い切ったオカダは、「あんだけ大きな会場で、注目される大会で勝ってないですからね。イコール・カネの雨が降ってないし、どれだけお客さん入っても僕が勝たないとカネの雨は降りませんから。来年こそしっかりやりたい」と1年前のリベンジを遂げ、ドームの大舞台でカネの雨を降らせる構えをみせた。

 対する棚橋は10・12両国大会で内藤を撃破し、挑戦権利証を死守。2011年から数えて6年連続でドーム大会のメインを張ることになった。しかも過去5大会は全て勝利。棚橋が「1・4東京ドームの歴史は俺の歴史になりつつあります」と豪語するのも決して過言ではない。

 “1・4ドーム男"と化しつつある棚橋が今回のオカダ戦に勝利すれば、最多記録更新となる8度目のIWGP王座戴冠、1・4ドームメイン6連勝と新たな記録を樹立することになる。今年2月のIWGP王座陥落以降、最前線から遠ざかった感のあった棚橋だが、8月のG1制覇で浮上に成功。「体力的にも充実してるなと。どの選手が来ても自分のスタイルに引き込むうまさ、海外遠征とかでみててもちょっと手に負えなくなってきてる」とオカダを高評価する一方で、「俺もまだ進化を続けるんで」と譲らず。「40目前にした俺のダンディズム」として、「オカダに起こされたレインメーカーショック、それに匹敵するような逆レインメーカーショック…ハイフライショックを。ファンのみなさんに衝撃を与えるような試合をします」と自信満々に予告していた。

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