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10/20【IGF】澤田が我孫子市議選出馬を正式表明 スポーツ通じた青少年育成、少子高齢化対策に意欲(写真あり)

 澤田敦士が20日、都内で会見し、千葉県我孫子市議会議員選挙(11月8日告示、15日投開票)に無所属で出馬する意向を正式に表明した。スポーツを通じた青少年育成や、少子高齢化対策への貢献に意欲をみせた。

 北海道・旭川出身の澤田だが、約10年前から我孫子市に在住。「(明治)大学の頃から国会中継を見ていた」といい、昨年あたりから我孫子市政に貢献したい気持ちが強くなっていたという。昨年8月にはオセアニアのスポーツを支援するNPO法人「OSSO」(オセアニア地区スポーツ支援機構)も設立。参議院議員である師匠・アントニオ猪木の影響も強く受け、今年に入って出馬を決意した。我孫子市議会の条例定数は24で、2011年の同市議選には32人が立候補している。

 猪木から贈られた赤いネクタイを締めて出馬会見に臨んだ澤田は、「何より我孫子を元気に。まだまだ我孫子の知名度が低い。“あびこ"と読めない人もいる。まずは我孫子の名前を売っていきたい。旭川で生まれ、茅ケ崎で育って、まだまだ小僧の若者、柔道やってプロレスしかやってないバカ者かもしれませんが、新しい風を吹かせたい」と意気込んだ。

 澤田が取り組みたい課題は「スポーツを通じた青少年育成と少子高齢化対策」だ。澤田は「我孫子市にはNECのプロラグビーチームもありますし、中央学院大学のゴルフ部なども強い。嘉納治五郎先生の別荘跡もある」と我孫子とスポーツの親和性を強調。一方で「日本人の生命寿命は延びてるが、社会的寿命は延びてない。高齢化社会を踏まえて、高齢者の活躍できる場をもっと作っていきたい。我孫子は保育園の待機児童はゼロですが、もっと子供たちを笑顔に。私の母は旭川で保育園の園長をやっているので、保育現場の大変さも分かる」と話し、「ゆくゆくは子供たちと高齢者、障害者、そしてスポーツが融合できるような複合施設を作りたい」と夢を語った。

 猪木からは「スポーツで活性化させてくれよ」とゲキを飛ばされ、選挙戦での応援の約束もとりつけた。プロレスラーとしての活動も継続し、当落に関わらず大みそ日の両国大会にも出場する。これまでは都内高円寺の猪木道場が練習拠点ではあったが、「これからは練習も我孫子でやっていく。我孫子には柔道場やボクシングジムもある」と話し、西村修(文京区議)や土方隆司(狭山市議)らと同じく、レスラーと地方議員の両立を目指す。

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