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10/27【ZERO1】ジュニア3冠王者・大谷が金本、高岩、稔とのシングル王座防衛戦に色気(写真あり)

 ジュニア2冠&NWAインターナショナルライトタッグ王者・大谷晋二郎が27日、東京・竹芝のZERO1道場で会見。15年ぶりのジュニアヘビー級転向を果たし、ZERO1ジュニアの頂点に立った大谷は、ジュニア2冠王座の挑戦者を募る一方で、「彼らと熱いジュニアの試合をやった方が僕は面白いんじゃないか」と金本浩二、高岩竜一、田中稔との同世代対決実現に色気をみせた。

 この秋、ZERO1大将の大谷が減量に成功し、ジュニアに転向。9・23後楽園大会で高岩と組んでライトタッグ王座を奪取し、10・11後楽園大会では稔を下してジュニア2冠王座も戴冠。あっという間にシングル&タッグ3冠王者となった。

 大谷がジュニア戦士となったのは実に15年ぶりのこと。「ジュニアの世界で狂い咲く」の宣言通り、ZERO1ジュニアの頂点に立った。それでも「ジュニアヘビー級としての大谷晋二郎はここからがスタート」とした大谷は、「ジュニアに足を踏み入れて、どんどん昔の気持ちが思い返してくるんですよ。ヘビーで戦った10年の期間では思い出せなかった気持ちがどんどん湧き上がってくる」と闘志をたぎらせまくっている。

 11・1新木場大会では高岩、金本と久々にトリオを結成し、日高郁人&“brother"YASSHI&ブッファと対戦。続く11・3大阪大会ではYASSHI&ブッファとのライトタッグ初防衛戦も控える。トンガリコーンズと称されたトリオは90年代の新日ジュニアの黄金期を支えた3人。「皆さんが想像する怖さ、強さを超越したトンガリコーンズを新木場大会でお見せしたい」と自信満々に誓った大谷は、タッグ王座V1戦へ向けても、同日入門の高岩との固い絆を強調した上で「一言で言って即席タッグに自分と高岩が負けるわけがない」と言い切った。

 そしてシングル2冠の初防衛戦は現時点で未決定。挑戦表明もまだ誰からも上がっていない。「魅力のないチャンピオンなのかなという気がしますけど、いい風にとらえてますね。大谷からは取れない、そうみんな思ってるんじゃないですか」と前向きかつ強気に受け止めた大谷は、「このベルトをほしいという人間の名乗りを待ってる状態ですね。逆指名するつもりないし、誰でもこい」とのスタンスを強調。一方で「僕の中で勝手な判断をすれば日高だとか、菅原とか、彼らとやるより、もしかしたら恨みつらみなしで真っ向勝負で金本浩二なり、田中稔との再戦でも全然いいじゃないですか。前チャンピオンなんですから。高岩でもいいでしょう。そういう彼らと熱いジュニアの試合をやった方が僕は面白いんじゃないか」と同世代対決に色気を示していた。

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