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10/28【FMW】大仁田と論外が経営権かけた全面対決に合意 12・22後楽園でFMW軍vsW★INGモンスター軍5対5マッチへ(写真あり)

 大仁田厚、NOSAWA論外、山近義幸オーナーが28日、東京・水道橋のT.G.I.フライデーズ東京ドームシティ店で会見。山近オーナーが所有するFMWの株式79%=団体経営権をかけた全面対決に大仁田と論外が合意し、12・22後楽園大会でのFMW軍vsW★INGモンスター軍5対5マッチが決定的となった。

 今年5月に復活したFMWが12月22日、約13年ぶりとなる後楽園ホール大会を開催する。が、9・24新宿大会で論外率いるW★INGモンスター軍がFMW軍に勝利し、団体名称変更に成功。後楽園大会をW★INGモンスター軍興行とすることを宣言した。

 これには当然、大仁田も黙っていなかった。「W★INGに名前変わったんですよ。この間負けたじゃないですか。FMWなんかなくなるんですよ」と主張する論外に対し、「世の中には道理ってもんがあるんだ。俺、邪道って呼ばれてるけど、世の中には人の道、会社の道があるんだ。株式ってもんがあるんだ。もってないならお前に発言の権利ねぇだろ。FMWをお前ら一色にしたければ、この男の株を買え」と通告した。

 すると論外は「じゃあ株かけてやりましょう」と提案。大仁田が「その代わり論外、FMW25周年+2なんだ。それなりの大物連れて来い」と要求すると、論外は「俺のコネクションで全世界中からこの設立25周年+2のために呼んであげますよ」と宣言。サブゥー投入も示唆した。

 山近オーナーが所有する79%の株式を用意することを約束したことで、大仁田も「前代未聞で株をかけてやろうじゃねぇか。レインメーカーじゃないけど、どっちがカネの雨降らせるかやってやろうじゃねぇか」と合意。12・22後楽園大会での5対5全面対決が事実上、決まった。

 さらに大仁田は「あいつらが大物って言うんなら曙を連れて来い」と要求。その前段階として全日本の12・6大阪大会での電流爆破マッチをぶち上げた。「道具、機材の一切は俺の持ち込みでいい、消防の許可も取る」と宣言した大仁田は、「ギャラ半額でいいって。その代わり曙、バーターで12月22日、半額のギャラで来い」と一方的に要求。「ここまで段取りしてノーって言ったら、お前社長じゃねぇな。これに乗らなかったら、あんたはアホや。プロレス界やめた方がいい。廃業しろって」と全日本・秋山準社長に揺さぶりをかけることも忘れなかった。

 実現の可能性は高いとはいえないが、ともあれFMW軍とW★INGモンスター軍の抗争は、団体の全権をかけた仁義なき戦いに突入する。

【大仁田の話】「出来ることなら(10・30)桐生で曙と当たるから、どうせなら対戦して俺が勝って全日本に乗り込む。だからあいつらが大物って言うんなら曙を連れて来い。正々堂々、連れてきたら俺らFMW軍団が逆査定してやる。曙に言っといてくれ。組んだら査定できないだろ。戦ってこそ査定できるんだから。最強タッグ最後が第2競技場だろ。この間電流爆破、長与とやったばかりだから。全日本12月6日、曙さんよ、1勝1敗1引き分けだろ。査定も何もねぇだろ。と言うことはお前に査定される筋合いはない。12月6日、電流爆破を引っ提げて俺とやろうじゃないか。対戦か組むかはお前に任せる。秋山に俺を最強タッグに上げる器量はねぇだろう、ここまで待ったんだから。12月6日、特別試合で結構。客入るぞ。危機といわれた全日本プロレス、ここでちょっとはもうけけろよ。俺が市長選の公約で言った給料半額、ギャラ半額でいいって。その代わり曙、俺が出たらバーターで12月22日、半額のギャラで来い。世の中、義理は義理で返す。道具、機材の一切は俺の持ち込みでいい、消防の許可も取る。全日本で電流爆破やろうじゃないか。秋山さんよ、ここまで段取りしてノーって言ったら、お前社長じゃねぇな。社長っていうのは基本的に株を持って会社を利益に結びつけるのが道理だろう。赤字、赤字続きじゃしょうがねぇだろ。それを起死回生でもうけさせてやろうって言ってんだ。これに乗らなかったら、あんたはアホや。プロレス界やめた方がいい。廃業しろって」

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