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10/30【FMW】曙がW★INGモンスター軍に合流! 12・22後楽園で復活6人タッグ王座かけて大仁田率いるFMW軍と決着戦へ 10・30桐生&10・31千葉

 10・30桐生大会で、FMW軍大将・大仁田厚が三冠王者・曙と初タッグを結成するも、試合後に仲間割れしてしまった。

 同大会で大仁田は曙、田中将斗とトリオを結成し、W★INGモンスター軍のNOSAWA論外&雷神矢口&バッファローと有刺鉄線ボードデスマッチで対戦。試合は大仁田が論外を捕獲し、サンダーファイアーパワーボムで仕留めた。

 波乱が起きたのは試合後。曙が矢口を羽交い絞めにしたところに、大仁田が有刺鉄線バット攻撃を見舞おうとしたが、矢口がかわして曙に誤爆。怒った曙はあろうことか、W★INGモンスター軍に合流してしまったのだ。

 「大仁田と組みたくなかった。俺は黙っちゃいない」と曙が言えば、論外は「曙は“モンスター"なんだよ。12・22後楽園で、新しいボス・曙を入れてやってやる。大仁田! ガラクタと一緒にかかってこい」と宣戦布告した。

 大仁田は「やっぱり水と油。たまたま当たっただけだろ! アイツ(曙)もまんざらハードコアが嫌いじゃなさそうだし、全日本のスタイルに飽き飽きしてただろうから。俺としては、12・22後楽園に曙を招へいしたい。軍団作って、好きな奴連れてこい」と12・22後楽園での対戦を要求した。

 それにあたって、大仁田は旧FMWのタイトルで、自身に管理が移譲されていた世界ストリートファイト6人タッグ王座(ボブワイヤー6人タッグ王座)の封印を解き、ストリートファイト・ハードコア6人タッグ王座(仮称)の新名称で復活させることを決めた。

 決戦の舞台は、12・22後楽園。FMW軍と曙軍で同王座を争うことが濃厚となった。

 桐生大会から、一夜明けた10・31千葉大会でも、大仁田の曙への怒りは収まっていなかった。

 同大会のメインは、当初、大仁田&保坂&DOUKI対W★ING金村&バッファロー&HASEGAWAによるストリートファイト有刺鉄線ボード6人デスマッチの予定だったが、FMW軍のリッキー・フジの強い要求により、W★INGモンスター軍に橋本友彦を加えた8人タッグマッチに急きょ変更された。

 有刺鉄線ボードに投げられるなど、ピンチもあった大仁田だが、曙への怒りをぶちまけるべくリング内外で大暴れ。HASEGAWAを捕えると、保坂との合体サンダーファイアーパワーボムを見舞い、保坂がカバーして3カウントを奪った。

 勝ちどきを上げた大仁田は、「俺はやっぱりプロレスが好きです。『あー、プロレスやってるんだ』という人もいるだろう。だけど、俺は『プロレスラーにも才能はある』ってことを伝えていきたい。今日、100人くらいのお客さんのリングで痛感しました。俺ってやっぱりプロレスが好きだなって。いろんなことにチャレンジしていく自由がある。プロレスのリングは自由。俺は“大仁田厚"という名の人生を、まっすぐ歩いていきます。俺は死ぬまでプロレスラーです」とコメント。

 袖ヶ浦市長選への出馬は断念した大仁田だが、今後も、“プロレスラー"として、世間との闘いを続けていくことに変わりはない。残された時間はあと2年。全身全霊でプロレスの道に邁進する覚悟だ。

 10・30桐生での「試練の7番勝負第4戦」で、AKINOと対戦したRayは、アキアンフロイヤーで敗退し、これで4漣敗となった。12・22後楽園で最終戦を迎える予定だが、今後、大物選手との対戦が実現するもようだ。(※情報提供:超戦闘プロレスFMW改めW★INGモンスター軍)

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