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11/10【リアルジャパン】「船木vs関本」シングル初対決がレジェンド王座戦で実現 12・9後楽園大会の開催が決定(写真あり)

 リアルジャパンは10日、東京・本郷三丁目の興義館で会見し、12・9後楽園大会の開催を発表。メインイベントとしてレジェンド選手権試合「船木誠勝vs関本大介」が決まった。両者はこれがシングル初対決。「一番怖いのはサブミッション。それを力で何とか封じ込むしか策はない」と関節技を警戒しながらも正面突破を見据える関本に対し、船木はパワーファイターへの苦手意識を口にしながらも「関節なのか、一瞬の打撃なのか、その二つしかない」と格闘技人生で培った武器で撃破する構えをみせた。

 リアルジャパン2015年最終興行となる12・9後楽園大会の開催が決定。しかも掉尾を飾るにふさわしい豪華カードが実現する。9・18後楽園大会でスーパー・タイガーを破って第8代王者となった船木と大日本ストロングBJのエース的存在の関本によるレジェンド王座戦だ。関本が「船木選手とは3、4年前、全日本プロレスの最強タッグの公式戦で敗れてますので、その時のリベンジを果たすべく」挑戦者として名乗りを上げた。

 両者はこれが注目のシングル初対決となる。関本の言うとおり、全日本2011年12・1名古屋大会における最強タッグ公式戦(船木&河野真幸vs関本&岡林裕二)が唯一の対戦経験で、16分28秒、船木が右ハイキックからの片エビ固めで関本のパートナー・岡林裕二に勝利している。「パワーファイターで凄い衝撃があったという感覚しか思い出せない」という船木とは対照的に、関本は「一番その時、恐怖に感じたのが、浴びせ蹴りを食らった記憶があるんですよ。それで立てなくなったのを憶えています」と強烈な印象を植えつけられた。

 「常にベストコンディションを保っておられる。そして技が切れる。本当に日本刀のように、触れれば切れるようなイメージ」。そう船木の印象を話した関本だが、打撃に関しては「打たれ強さには自信があるんで、クリティカルヒットを受けなければ耐えられる肉体を12月9日までに用意します」と豪語し、自慢の肉体をさらに強化させるつもり。「一番怖いのはサブミッションですね。それを力で何とか封じ込むしか策はない」と関節技を警戒しながらもプロレス界屈指のパワーで正面突破する構えをみせた。

 初防衛戦でいきなり強敵を迎え撃つことになった船木は、「今まで戦ってきた中で本物のパワーファイターなので、投げ技とかラリアットとか、そういうのが物凄く強い」と関本を評価。「最近の彼の試合をみていて、自分の不得意な相手」と警戒を強めてもいる。対パワーファイターに苦手意識はあるものの、「関節なのか、一瞬の打撃なのか、その二つしか自分はない。それを15からやってきたんで自分をぶつけるしかない」とこれまでのキャリアで磨いてきた武器で勝負するのみ。関本の鍛え抜かれた肉体は脅威に映るが、「自分の打撃力が勝つのか、関本選手の肉体が勝つのか、そんな試合になると思います。その先にブラスターなのか、ジャーマンなのかが出てくる」と消耗戦も覚悟のうえ。「初代タイガーマスクから受け継いだこのベルト、初防衛するために気を引き締めて1勝を挙げたい」と必勝を誓っていた。

☆12/9(水)東京・後楽園ホール『初代タイガーマスク黄金伝説〜LEGEND OF THE GOLD III』17:30開場、18:30開始

▼レジェンド選手権試合
[挑戦者]
関本大介
(1/60)
船木誠勝
[第8代王者]
※船木初防衛戦

[出場選手]
藤波辰爾
スーパー・タイガー
アレクサンダー大塚
グレート・タイガー
タカ・クノウ
ウルティモ・ドラゴン
スーパー・ライダー
グラン浜田
長谷川秀彦
間下隼人
“力道山3世"力
LEONA
ほか

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