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11/10【リアルジャパン】会見における船木、関本の詳細コメント(写真あり)

 10日、東京・本郷の興義館で会見した船木誠勝、関本大介の詳細コメントは以下の通り。

【会見の模様】
▼関本「今回、船木選手のレジェンド選手権に挑戦させていただきます。船木選手とは3、4年前に全日本プロレスの最強タッグの公式戦で敗れていますので、その時のリベンジを果たすべく名乗りを上げさせていただきました。そして、このベルトに挑戦させてもらって、このベルトを奪い取る気持ちで戦っていきたいと思います」

▼船木「9月にこのベルトのチャンピオンになりまして、なかなか次の初防衛の相手が見つからないということで、誰が来るのかと思ってたんですけど、関本選手が名乗りを上げてくれて本当に光栄に思っています。自分と関本選手は3、4年前に全日本の最強タッグリーグでタッグで戦ってるんですけど、その時は自分が関本選手のパートナーの岡林選手を獲って勝利を挙げました。正直なところ、その時の関本選手の感覚というのが今、思い出せなくて、物凄いパワーファイターで強い衝撃があったという感覚ぐらいしか思い出せないですね。どういう技がとか肉体的に記憶していなくて不安なところもあるけど、最近の彼の試合をみていて、自分の不得意な相手だなと思いました。今まで戦ってきた中で本物のパワーファイターなので、投げ技とかラリアットとか、そういうのが物凄く強い。そういった相手とは自分は全日本の諏訪魔選手しかり、ZERO1の佐藤耕平選手しかり、初戦で必ず落としてるという事実があります。今回も少し不安ですが、初代タイガーマスクから受け継いだこのベルト、初戦、初防衛するために気を引き締めて、まずは初防衛、1勝を挙げたいと思います」

――船木選手の印象は?

▼関本「船木さんの印象は常にベストコンディションを保っておられる。そして技が切れる。本当に日本刀のように、触れれば切れるようなイメージがあります。僕はお侍さんをみたことありませんけど、甦った侍、本当にその通りだなというイメージが船木選手にあります」

――関本選手から見て苦手意識がある?

▼関本「やはりサブミッションですか。打たれ強さには自信があるんで、キックや打撃に対しては多少は打たれ強さがあると思うんで、一番怖いのはサブミッションですね。それを力で何とか封じ込むしか策はないと思ってます。あとはこれから12月9日に向けていろいろ勉強したいと思います」

――関本選手はストロングスタイルができる相手?

▼船木「そう思います。お互い苦手と言ったんですけど、苦手な者同士が戦えばおそらく面白い戦いが見られると思います。普通ではない試合になると思います。自分はそういう感覚があります。お互いスタイルが違うんで、スタイルが違った者同士が試合した方が本当の戦いになると思います」

――関本選手に対抗して12月9日まで体重を増やすつもりは?

▼船木「それは凄く迷うところなんですけど、昔であれば重い相手には重く、軽い相手には軽くになったけど、今はそういうところを通り越して、今、一番自分が動けるコンディションで。あと1ヵ月きってるんで、技を磨いて」

――勝利のイメージは?

▼船木「関節なのか、一瞬の打撃なのか、その二つしか自分はない。それをずっと15からやってきましたんで、自分自身をぶつけていくしかない。勝った時に出た技が自分の今の最高の形なんじゃないかなと。力と技って永遠のテーマだと思うんですよ。そういった意味でも今回は極端な戦いになると思います」

――ハイブリッドブラスターは難しいと考えている?

▼船木「おそらく返されるだろうなというのが自分の頭の中にあるんですけど、狙ってはいきたいと思います。最後まで」

――最強タッグで戦った時の記憶はある?

▼関本「一番その時、恐怖に感じたのが、浴びせ蹴りを食らった記憶があるんですよ。それで立てなくなったのを憶えています。クリティカルヒットを受けなければ耐えられるような肉体を12月9日までに用意します」

――初代タイガー選手から期待の言葉もあったが、ストロングスタイルへのこだわりは?

▼関本「やはり、そうおっしゃっていただいたのは非常に光栄だと思います。自分もそれに一歩でも近づけるようにこれから12月9日に向けて精進したいと思います」

――関本選手のジャーマン

▼船木「それもありますけど、一番は肉体が最高の武器だと思ってますので、普通の人間ではみれないような体をしてますから、逆に言えば自分の打撃を食らっても前に出てくる、それは正直こちらとしては体力を消耗してしまうので。自分の打撃力が勝つのか、関本選手の肉体が勝つのか、そんな試合になるような気がします。その先にブラスターなのか、ジャーマンなのかが出てくると思います」

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