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11/14【超花火】12・9水戸で爆破王タッグ戦「大仁田&長与vsTARU&YASSHI」、12・15名古屋で「大仁田&長与vsTARU&前泊」が決定

 大仁田厚が13日、愛知・名古屋露橋スポーツセンターで会見し、12・9水戸、12・15名古屋両大会のカードを発表。水戸大会では爆破王タッグ選手権試合「大仁田厚&長与千種vsTARU&“brother"YASSHI」、名古屋大会では電流爆破デスマッチ「大仁田&長与vsTARU&前泊よしか」が決まった。

 当初、大仁田は名古屋大会の相手に青柳政司を指名していた。会場となる露橋スポーツセンターはFMW旗揚げの地で、青柳とメインイベントで対決した舞台。そこで大仁田はライバルの死に水を取るつもりでいた。

 だが、青柳は今年5月にあった交通事故によって右足30ヶ所を粉砕骨折する重傷を負い、10月のノア名古屋大会で引退セレモニーを行ったばかり。大仁田のラブコールを受けて手紙を送ってきた青柳は「俺は今、蹴れないんだ。もう、この脚では、今は立つことが精一杯」と現状をつづり、12・15名古屋大会参戦を断念。それでも「でもな、俺はあきらめない。いつかきっと、お前を全力で蹴れるよう、必ずカムバックしてやる!」と誓い、名古屋大会来場を意思表示してきた。

 青柳参戦は叶わなかったものの、名古屋大会では「大仁田&長与vsTARU&前泊」が決定。元FMW女子の前泊は「私が唯一していない試合形式が『電流爆破』。そして、沖縄で生まれ、おとなしかった私が、女子プロレスに憧れたのは、誰あろう長与千種選手でした。私の中で唯一闘いたくて、でも、未だ戦ったことの無かった選手。それが長与千種選手」と話し、「私はこの闘いに人生を懸けます。必ず、この闘いに勝ち、本当の意味でプロレスラー・前泊よしかに終止符を打つつもりです」との覚悟をあらわにした。(※写真・情報提供:超花火実行委員会)

☆12/9(水)茨城・水戸市民体育館『常陸国超花火 格闘酒場 貫一プレ10周年記念大会』18:30開始

▼爆破王タッグ選手権試合 電流爆破デスマッチ
[挑戦者組]
“brother"YASSHI
TARU
(1/無)
長与千種
大仁田厚
[初代王者組]


☆12/15(火)愛知・名古屋市露橋スポーツセンター『しゃちほこ超花火2015 大仁田厚デビュー40周年記念大会』17:45開場、18:30開始

▼電流爆破デスマッチ(試合形式未定)
前泊よしか
TARU
(1/無)
長与千種
大仁田厚


【青柳政司の手紙】「おい! 大仁田、てめぇ! 自分のことばっかり考えやがって! ふざけんな! この野郎!! やってやる! と言いたいところだが、大仁田よ、俺は今、蹴れないんだ。もう、この脚では、今は立つことが精一杯なんだよ。お前なりのエールのつもりで言ってくれたんだろうが、今の俺には…だがな、大仁田、俺はこの前のNOAHでやってくれたセレモニーで、灰になったつもりだった。『奇跡が起きたら…』と言ったけれど、正直、心のなかでは、もう、おとなしく余生を家族と暮らそうと考えていた。でも、お前のコメントを聞いたときに初めに出た感情が、冒頭の言葉だよ。そうだ、大仁田、俺にはまだファイティング・スピリットがなくなったわけじゃねぇ! お前の40周年、FMWの25周年、始まりの露橋スポーツセンター。こんな最高のシチュエーション、お前しか作れない。本当に悔しい! でも、今は蹴れない。でもな、俺はあきらめない。いつかきっと、お前を全力で蹴れるよう、必ずカムバックしてやる! 一発でいい。お前を倒すなんて、一発でいい! だから、俺がその一発が蹴れるようになるまで、1年なのか、2年なのか…お前と同じで、俺もしつけえよ! 大仁田、待っててくれ。ありがとう。是非、15日には、這ってでも顔を出す 。お前と俺のReスタートだ!」

【大仁田の話】「ファンの皆様、青柳政司を応援頂き、誠にありがとうございます。彼に最高の引退セレモニーという場所を用意をしてくれた、NOAHさんには感謝しています。皆様の前で引退セレモニーをした彼が、皆様が許してくれると思いませんが、先のことは分かりませんが、カンバックは無いと思いますが、彼の奇跡を信じて夢を信じて、彼と引退試合を組んで下さい。館長の始まり、そして館長の引退、最高ですね。館長は俺が最初の相手じゃなかったら、おそらくプロレスは続けなかったよ、俺だから良かったです。そう、彼も言ってくれると信じている。ということで、年内最後のビッグマッチは、隣に居る前泊とやります。パートナーは前泊、お前が連れて来い。青柳と始めたFMW。25周年の最終。そして、俺の40周年イヤーの最終。俺はこの2連戦に運命を感じる。交りっけのない、邪道プロレス。現在進行形、進化し続ける、2015年最後の電流爆破を、お前ら見逃すな!」

【前泊の話】「猛毒隊の前泊です。この度、大仁田さんのご指名を受け、電流爆破のリングに立たせて頂きます。私は、一度引退していますが、2つやり残したことがあります。昨年8月、久しぶりに名古屋国際での電流爆破を観て震えました。私が唯一していない試合形式が『電流爆破』。そして、沖縄で生まれ、おとなしかった私が、女子プロレスに憧れたのは、誰あろう長与千種選手でした。私の中で唯一闘いたくて、でも、未だ戦ったことの無かった選手。それが長与千種選手です。その2つの夢がいっぺんに叶います。私はこの闘いに人生を懸けます。なので、パートナーも今の大仁田さんの最大のライバル。爆破王のTARU選手を連れていきます。必ず、この闘いに勝ち、本当の意味でプロレスラー・前泊よしかに終止符を打つつもりです」

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