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11/18【DDT】メインKO-D戦へ坂口と木高が一触即発、山里-ササダンゴは遺恨深まる 11・28大阪直前会見(写真あり)

 11・28大阪大会『大阪オクトパス2015』の直前会見が18日、東京・千代田区水道橋で行われ、出場主要選手が出席。メインイベントでKO-D無差別級選手権試合を争う王者・坂口征夫と挑戦者・木高イサミが一触即発状態となり、決戦ムードが一気に高まった。

 DDT11月最大のビッグマッチとなる『大阪オクトパス2015』が10日後に迫ったこの日、大会に出場する主要選手が集結しての直前会見を実施。各人が意気込みを語り、舌戦が展開された。

 メインイベントはKO-D無差別級王座戦。『ドラマティック総選挙2015』で1位に輝いた木高が王者・坂口に挑戦する。ファンの支持に感謝した木高は、「大阪府立は逆に僕が皆さんにそれを還元する場だと思ってますので、試合を楽しんで、皆さんを楽しませて、その上でチャンピオンになれたら最高」とKO-D王座初戴冠の絵図を描いた。

 「強いて言うならやっぱり各種打撃、極め技は以前よりもはるかに強くなってた」。そう王者を警戒した木高だが、「その部分に注意すれば勝てる」と確信。当然、坂口必殺の神の右膝を完封する構えで、「食らわないためにっていうのは自分のなかでいくつかシミュレーションはできる」と自信をみせた。

 対する坂口は10・25後楽園大会でHARASHIMAを退けて以来3度目の防衛戦となる。「大阪府立でイサミ選手とやれることを光栄に思います」としながらも、「還元もさせないし、最後に生き残るのは俺。殺ってやりますよ」と返り討ちを通告した。

 だが、木高の「坂口さんの殺すって意味でのやるより、僕は以前から言ってるように生かす意味でのやる。僕と坂口さんがKO-Dを大阪府立でやることで生まれるものを見にきてもらいたいし、来れなかった人を後悔させる、そんな試合を僕なりの言葉でやってやります」との発言を受けて坂口のスイッチが入った。「俺、人間できてないからさ。喧嘩売るのはいいけど、言っていい言葉と悪い言葉があるよ」とテーブルを蹴倒して立ち上がると、鋭い眼光で木高をにらみつけて殺気を充満させた。が、木高も譲らず「僕がやりたいのは喧嘩じゃなくてプロレスです。何回も言いますけど、僕がやりたいのは喧嘩じゃなくてプロレスです」との主張を貫いた。決戦10日前から両者は今から一触即発状態。本番での死闘を予感させた。

 松竹vsよしもと全面戦争〜スペシャルハンディキャップマッチで対戦するスーパー・ササダンゴ・マシンと山里亮太(パートナーはRG)は遺恨を深めた。前夜の11・17後楽園大会で行われたマッスル内で山里は「全日本手相撲選手権決勝戦」に登場したが、笑いを取ることができず大スベリ。芸人として最大級の屈辱を味わわされた。

 「シモネタですべるっていうのは芸人の終わりなんだ。どう責任とってくれるんですか。これは本当に会社としての問題になってきますよ。ホント許せない」と怒り心頭の山里はこれを坂井の陰謀と断定。「我々、吉本帝国としては胸貸してあげますよ。しかも吉本の庭・大阪でやるわけでしょ。どうぞどうぞ、何なりと好きに泳いで下さい。全部潰してあげますから」と強気な姿勢でササダンゴに宣戦布告した。試合形式はササダンゴ発案で「ササダンゴvsRG」がプロレス、「ササダンゴvs山里」が大切り対決となりそうだ。

 また、DDT EXTREME級選手権試合「アントーニオ本多vsケンドー・カシン」は会見前に両者によるルールミーティングを実施。カシンから「UWFルール+3カウント」が提案され、王者・本多も受けて立つ構えをみせていた。

※会見における選手のコメントは別項に掲載します


☆11/28(土)エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場『大阪オクトパス2015』15:00開場、16:00開始

▼8人タッグマッチ
渡瀬瑞基
井上麻生
高尾蒼馬
石井慧介
vs
梅田公太
中津良太
ヤス・ウラノ
彰人

▼タッグマッチ
鈴木大
内田祥一
vs
岩崎孝樹
松永智充

▼6人タッグマッチ
遠藤哲哉
福田洋
ジョーイ・ライアン
vs
バラモンケイ
バラモンシュウ
男色ディーノ

▼松竹vsよしもと全面戦争〜スペシャルハンディキャップマッチ
山里亮太
RG
vs
スーパー・ササダンゴ・マシン

▼ハードコアスペシャル6WAYマッチ
大家健
vs
樋口和貞
vs
宮本裕向
vs
佐々木大輔
vs
KENSO
vs
高木三四郎

▼スペシャルシングルマッチ
岡林裕二
vs
入江茂弘

▼スペシャルシングルマッチ
竹下幸之介
vs
HARASHIMA

▼アイアンマン・バトルロイヤル
[王者]
チェリー(11月18日時点)
[ほか挑戦者]
大石真翔
マサ高梨
宮武俊
大鷲透
平田一喜
ヨシヒコ
勝俣瞬馬
赤井沙希
キアイリュウケンエッちゃん
伊橋剛太
菊タロー

▼DDT EXTREME級選手権試合
[挑戦者]
ケンドー・カシン
vs
アントーニオ本多
[第33代王者]
※本多3度目の防衛戦

▼KO-D無差別級選手権試合
[挑戦者/DDTドラマティック総選挙2015第1位]
木高イサミ
vs
坂口征夫
[第54代王者]
※坂口3度目の防衛戦

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