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11/19【全日本】会見における西村&KENSOの詳細コメント(後編)

※前編から続き

▼西村「そういう考えもあるでしょうし、私なんか99.9パーセント、小さい団体も含めて上がってますけど、いまだにみんな頭から落とせばいいという試合になってる。テレビゲームじゃないんですよプロレスは。歴史と伝統と文化と私はずっと言ってますけど、去年、おととしに始まったことじゃなくて、95年に無我に参加してからちょうど20年ですよ。ずっと同じこと言ってますよ。技を文化、文明に例えて、どんどん発展すればいいというものじゃない。絶対忘れちゃいけないことがある。99.9パーセントのレスラーが忘れてしまってる。そんな中でヨーロッパのクラシックというのは私の戦法の中心になりますね。現代プロレスは全部同じ試合。いかに違うことをやるかをモットーに、我々にしか出せない作戦を出したいと思ってますよ。それとともに広岡野球じゃありませんけど、私自身の政治信条、一つの政策である食育というのがあります。1982年に広岡さんが西武ライオンズ監督に就任されて一発目で優勝されるわけですけど、完璧なる玄米、菜食の広岡管理野球。ケガをしない、コンディションをよくするために食生活が一番重要である。今、私は学校給食という日本の伝統食を取り入れようと政策にしてますが、肉だ、牛乳だ、プロテインだという現代のレスラーの食生活じゃなく穀物パワー。明治時代、江戸時代、元禄時代の日本人の伝統食。11月23日から12月6日まで全て玄米食でいこうと思ってますよ」

▼KENSO「僕も基本的にはあまり肉食ではないところがあって、妻が肉を食べれないので、家ではベジタリアン、魚系の食生活をしてます。ただ玄米は食べてないので、11月23日から玄米を食べようと思います。それで体を変化。ミネラルをたくさん摂って試合に臨もうと思います」

――他の6チームで気になるチームは?

▼西村「自然と秋山さんたちじゃないですか。というのは一番の経験とキャリアを持つチームでしょうし。暴走の部分で怖さを感じるのは諏訪魔チームですけど、暴走するってことは裏側にスキが出るんですよ。それを見抜くのは得意中の得意ですから。押せば押してくるチームというのは、こっちが押して引かれちゃうのが一番怖い。そのへんは秋山さん、大森さん24、5年のキャリアがあって簡単に倒せるチームじゃないと思ってますし。まずは23日。一発目でコロっといったら我々は何も言えないですけど」

▼KENSO「世間の流れを考えて今の全日本って何が一番いいのかと言ったら若手の4人。動員数であったり、いろんなカテゴリーを取っ払って考えたら、あの4人は凄くこの2、3年先が楽しみな全日本のウリになると思うんですね。僕は逆に一発目が世間の流れ的に彼らに頑張れという会場の空気になると思う。そこをどう我々がうまくいけたら勝てるかなと。プラスアルファ彼らに凄く追い風吹いてると思うんで」

▼西村「今、全日本の選手の中でもグラウンド主体って一人もいないじゃないですか。元々グラウンドは猪木さん、藤波さんの専門分野で新日ストロングスタイル。全日本というのはよけないスタンドの強さ、打たれ強さ、攻め強さが昔からあったんですね。今回、自分自身が武藤全日本から変な意味で全日本スタイルに対応しすぎたところがありましたので、元々のナチュラルな自分自身を素直に久々に出そうかなと思ってますよ。1発目だってそういうものを教育していかないと、いい選手にならないでしょうし。赤パン、青パン軍団」

▼KENSO「当日、会場は9対1で皆さんは向こうにイケイケになるでしょうから、私も警戒してます。しかも私はダブルヘッダーです。とにかく23日は走りきる。それを一つの目標にしてます。ZERO1が同じ時間帯にありますから、走りきりたいと思います。だからどうなるか、体力が持つのか逆に楽しみです」

▼西村「そういう時こそ玄米。玄米おにぎり」

▼KENSO「玄米おにぎりをもって頑張りたいと思います」

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