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11/20【全日本】秋山社長が金丸退団に言及、退団選手打ち止めを強調「残った仲間と頑張る」(写真あり)

 秋山準社長が20日、スカパー東京メディアセンターでの会見後、囲み取材に応じ、金丸義信の退団について言及。金丸の決断に理解を示しつつ、「あいつらなら最高のパフォーマンスをどこにいってもできると思うし、頑張ってもらいたい。俺は俺で、俺の仲間とともに頑張ります」と全日本存続にかける覚悟を示し、これ以上の退団選手なしを強調した。

 この日、金丸の退団が全日本から発表された。12・15後楽園大会への出場を最後に全日本を去ることになったが、秋山社長にとっても金丸の退団はショックが大きい。金丸が全日本に入門以来、19年もの間、常に行動をともにしてきた右腕的な存在だったからだ。だからこそ、金丸から相談を受けた時、「もうちょっと考えろ」と引き止めたものの、本人の意志は固く決別するに至った。

 それでも秋山社長は「今のあいつの環境を変えたいというのが一番なので、それは俺がとやかく言うことじゃない」と理解を示し、送り出した。これで今年になって5人目の退団選手を出してしまったことになるが、この逆境に秋山社長は「今残ってる奴で頑張ろう、やってやるよ」と奮起。「ピンチはチャンスというし、抜けたポジションには誰かが入るだろうし、そこに入るための努力もするだろうし。逆に俺も吹っ切れたよ」と前向きに話した。

 退団選手が相次ぎ、ファンに心配をかけてしまっているのが現状だが、秋山社長は「これ以上の退団選手はない?」との問いに「だと思いますよ」と返答。現時点で退団を口にする選手も皆無で、これ以上の離脱選手はないと強調するように、「あいつらなら最高のパフォーマンスをどこにいってもできると思うし、頑張ってもらいたい。俺は俺で、俺の仲間とともに頑張ります」と退団選手たちにエールを送りつつ誓っていた。

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