11/20【全日本】秋山が大森との連覇と諏訪魔&宮原の空中分解を予告、初出場・野村&青柳は「明るい未来みせたい」 最強タッグ直前会見(写真あり)
『2015世界最強タッグ決定リーグ戦』(23日開幕)の直前会見が20日、スカパー東京メディアセンターで行われ、リーグ戦出場7チーム(14選手中11選手)が出席。大森隆男と組んで連覇を狙う秋山準は「こういう時だからこそ、来てくださるファンのみんなに喜んでもらいたいと思うし、そういうのを吹っ飛ばす試合をしたい」と誓い、初戦で当たる諏訪魔&宮原健斗を空中分解に追い込むことも宣言。初出場となる野村直矢&青柳優馬は「全日本を盛り上げたい、全日本の明るい未来をみせたい」と初の大舞台へ意気込んだ。
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選手の退団が相次ぐ中、全日本は今年も暮れの祭典の季節を迎える。今年は7チームが出場しての総当たり戦。最高得点チームが優勝となる形式が採用された。この日の会見には出場7チーム中11選手が出席。3日後に迫った開幕へ向けて意気込みを語った。
前年度優勝チームの秋山&大森は連覇を狙う立場だ。激震に揺れる現状にあって、社長として、三冠王者として、秋山にかかる責任は大きい。もし最強タッグが盛り上がりに欠く大会に終わってしまったら、2016年へ向けた明るい展望はみえてこない。だからこそ秋山は「こういう時だからこそ、来てくださるファンのみんなに喜んでもらいたいと思うし、そういうのを吹っ飛ばす試合をしたい」と力強く誓った。
秋山、大森ともに初戦の11・23後楽園大会で当たる諏訪魔&宮原組を警戒している。一方で急造チームの二人だけにタッグチームとして機能するかも未知数。そこで秋山は「初戦が一番大切だと常々言ってるんで、僕的にはそこで空中分解させてやろうかなと思うぐらいの感じでいきます」と予告。諏訪魔&宮原をリーグ戦続行不可能の“初戦敗退"に追い込む構えをみせた。
確かにこの日の会見中も諏訪魔と宮原はパートナー同士でありながら、事あるごとににらみ合いを展開。「途中で空中分解するかもしれないし。どうなるかわからないけど、利用すればいい。どんどん利用してくれ。そうすれば自ずと優勝だろう」とした諏訪魔に対し、宮原は「俺の横にいる人が俺の言うことを聞いてくれれば優勝できると思うんで、僕が指示します」と上から目線で宣言。ギクシャクした関係を露呈し、開幕前から一抹の不安を残した。
野村&青柳の若手タッグは異例の大抜擢で暮れの祭典初出場を果たす。全日本の現状に危機感を覚え、「若い力で全日本を盛り上げたい」との責任感で直訴してエントリーが認められた。選手の退団が続く今だからこそ、若い二人の活躍に期待がかかるところ。「青柳、野村! 最強タッグの敷居は高いぞ。やれんのか!?」と大森から厳しい口調で覚悟を問われ、野村は「そういう覚悟がないと自分は出場させてくれと直訴してない」とキッパリ。青柳も敷居の高さを承知の上で「引くつもりはありません。食いついて食いついて勝利を目指します」と言い切り、「今回は全日本を盛り上げたい、全日本の明るい未来をみせたい」と誓っていた。
【西村のコメント】「歴史と伝統の最強タッグに参戦でき、誠に光栄であります。私自身、培ったヒロ・マツダ、ドリー・ファンク・ジュニア直伝の戦法を駆使し、さらには世界を股にかけ戦ってこられた新日時代からの盟友であるケンゾー選手と組み、必ずや優勝を目指します」
【石川のコメント】「まずは王道トーナメントに続き、世界最強タッグへの出場を認めて頂き、ありがとうございます。王道トーナメントでは残念ながらベスト4止まりでしたが、今回はそれ以上の成績を残さなければ意味がないと思っております。プロレス界で最もデカくて強い私と、DDTの控室及び移動バスの番長・星誕期が組んだら、まず優勝以外はありえないでしょう。星誕期さんは初の他団体の大きなリーグ戦出場にテンションが上がりまくっていますから、私でもコントロールできないでしょうね。とんでもないことになると思いますよ。今回は総当たりですから、全チームと当たるので非常にワクワクしています。秋山選手&大森選手、諏訪魔選手&宮原選手の2チームは特に楽しみですね。中でも諏訪魔選手。何やら外に目を向けているようですが、この最強タッグに一番の強敵がエントリーしていることを忘れないでください。仙台ではそれを思い知ることになるでしょう。最後に。我々がどこのチームよりも明るく、楽しく、激しく、デカいプロレスをした上で、優勝してみせます!! 覚悟のほど、よろしくお願いいたします」
【ボディガーのコメント】「今年も世界最強タッグ決定リーグ戦にゼウスと組んで参戦できることはうれしい! 今からワクワクすんで! 誰が相手でもかまへん! 全部投げ飛ばして俺たちビッグガンズが最終地の地元・大阪で優勝してみせる! まぁ、そういうこっちゃ!」
