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11/20【RIZIN】高田統括本部長の要請に呼応 高阪が12・29さいたまSA第1試合で復帰戦、相手はトンプソン(写真あり)

 RIZIN実行委員会は20日、東京・西麻布のRIZINFF事務局で会見し、12・29さいたまスーパーアリーナ大会の追加カードとして「高阪剛vsジェームス・トンプソン」、「AJ.マシューズvsアナトリー・トコフ」の2試合を発表。約9年7ヶ月ぶりの復帰戦となる高阪は高田延彦統括本部長からの要請に呼応し、第1試合登場が決まった。

 高阪は2006年5月のPRIDE無差別級GP1回戦でマーク・ハントに敗れた一戦を最後に現役を引退。「その時は二度とリングに上がることはない、でも一生格闘家として生きていこうと心に残した上でリングを降りた」というが、いざ引退すると「格闘家としての生き方、格闘家とは何なんだろうか」と自問自答を繰り返す日々だった。

 45歳となった今なおトレーニングを欠かさず、ラグビー日本代表候補のスポットコーチを務めるなど、精力的に活動してきたが、「やっぱり格闘家として生きる、戦うってところが自分の中でどうしても捨て切れなかった」と復帰を決断。RIZINの舞台で9年7ヶ月ぶりにリングに立つことになった。

 対戦相手はトンプソンに決定。かつてPRIDE、DREAMなどで活躍し、ドン・フライにTKO勝利を収めたこともある実力者だ。「力も強いし、サイズも違う。そういう相手だからこそ、自分が今やろうとしていることができる相手」と歓迎した高阪は、「常に格闘家として生きてきた自分の戦いっぷり、生き様をリングの上で精一杯表現したい」と気合を入れた。

 会見に同席した榊原信行実行委員長はさいたまSA2大会のサブタイトルを発表。12月29日が「PRIDE、DREAM、日本の格闘技のケジメの日にしたい」との思いを込めて『SARABAの宴』、12月31日は「過去、現在、未来がシンクロする瞬間」として『IZAの舞』とそれぞれ命名された。

 そして高阪復帰戦が行われるのは12月29日。榊原実行委員長の説明を受け、高田統括本部長は「29日をあえてあのPRIDEの世界観一色に染めたい」と宣言。「約8年止まった時計を再び数時間だけ動かさないといけない」と続けると、「そこに高阪剛が覚悟をもってリングに復帰してくる。時計の針を動かすきっかけになれば、もっとハッキリ言えば第1試合。その役割ができるのはどう見渡しても高阪剛しかいない」と指名した。

 高田統括本部長からの要請に高阪も「逆に手を挙げさせて頂きたい」と二つ返事で快諾。「今回、改めて復帰をさせて頂くことになって、みんなの思いを感じることができました。それを表現する、戦うあの空気感だったりをもう一度みてもらう、感じてもらうってことを体全部使ってやりたい」との覚悟を示した。

☆12/29(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS SARABAの宴』13:30開場、15:00開始

◇第1試合◇
▼スペシャルワンマッチ
ジェームス・トンプソン
vs
高阪剛

▼スペシャルワンマッチ
アナトリー・トコフ
vs
AJ.マシューズ

▼スペシャルワンマッチ(57kg契約)
チョ・ナムジン
(1R10分、2R&3R5分)
元谷友貴

▼スペシャルワンマッチ
青木真也
vs
桜庭和志

▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント1回戦4試合&リザーブ1試合

[トーナメント出場選手]
ゴラン・レリッジ
テオドラス・オークストリス
マーク・ゴッドビアー
ブルーノ・カッペローザ
キング・モー


☆12/31(木)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS IZAの舞』13:30開場、15:00開始

▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」準決勝2試合&決勝戦

▼スペシャルワンマッチ
イリアーナ・ヴァレンティーノ(51kg契約)
(5分3R)
RENA

▼スペシャルワンマッチ
レイディー・タパ
vs
ギャビ・ガルシア

▼スペシャルワンマッチ
X
vs
把瑠都

▼スペシャルワンマッチ
X
vs
エメリヤーエンコ・ヒョードル

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