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11/30【RIZIN】石井慧参戦、1回戦でチェコのプロハースカと対戦 「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント組み合わせが公開抽選で決定(写真あり)

 12・29&31さいたまスーパーアリーナ2大会で開催される「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメントの組み合わせ抽選会が30日、東京・白金台の八芳園で行われた。石井慧の出場が決まり、1回戦でGCFチェコライトヘビー級王者ジーリー・プロハースカとの対戦が決定。高田延彦統括本部長から「日本代表として、ぜひこの大きなチャンスをつかんで、石井選手には代表作をこの大晦日にみせてもらいたい」とエールを送られ、「日本の代表として、IGFの代表として、この試合は適材適所、頑張りたい」と平常心で意気込んだ。

 RIZINさいたまSA2大会の主軸となるのが「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント。賞金総額は格闘技界でも破格の6000万円(50万ドル)で、新時代のスターを育てるべく選手のモチベーションを高めたいとの思いが込められている。しかもこの日、元柔道オリンピック金メダリスト・石井の出場が決まった。

 この日はトーナメント組み合わせを決める公開抽選が実施された。練習中の負傷により欠場が決まったBAMMAのマーク・ゴッドビアーを除く出場7選手が出席。抽選方法は榊原信行実行委員長が持った封筒を引き、その中に入った紙に記された番号順にAからHまでの枠を選ぶというもの。石井は4番を引き、対戦相手が空白だったE枠を選択。相手に選ばれる立場をとった結果、チェコのプロハースカとの対戦が決まった。

 これまで石井はIGFを主戦場としてきた。大晦日はIGFも両国大会を開催するが、「こういうトーナメントという貴重な機会、総合格闘技で見られない2日間で3試合もそうだし、みんな強い選手が来てて、ファイトマネーの面でもいいオファーだった」との理由でRIZIN出陣を決意した。

 今トーナメント唯一の日本人選手とあって、高田統括本部長は「まだ見ぬ強豪選手が参加してくれるんですけど、やはりここは日本ですから、日本代表として何としても日本人代表、日本人として、石井慧として決勝まで残って、最後の一人に残って石井慧ここにあり、日本人ここにあり、こんな姿をみたい」と熱望。「総合に転身して石井選手の代表作をまだ我々はみていません。ぜひこの大きなチャンスをつかんで、石井選手には代表作をこの大晦日にみせてもらいたい」とエールを送った。

 これには石井も「日本の代表として、IGFの代表として、この試合は適材適所、頑張りたい」と呼応。2大会で3試合を行うことになるが、「先のことを考えず1回戦だけに集中してやっていきたい」とまずは初戦突破あるのみ。「大きな機会だと思ってますけど、意識しすぎると空回りして、いつもいい結果につながらないので、自分自身に期待せず、いつも通りやりたい」と平常心で意気込んでいた。

 トーナメント1回戦の組み合わせは「石井vsプロハースカ」のほか、「キング・モーvsBAMMA代表選手」、「テオドラス・オークストリスvsブルーノ・カッペローザ」、「ワジム・ネドコフvsゴラン・レリッジ」に決定。リザーブファイトとして「ワレンティン・モルダフスキーvs内田雄大」も組まれた。詳細は以下の通り。

☆12/29(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS』13:30開場、15:00開始

▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント1回戦第1試合
BAMMA代表選手
vs
キング・モー

▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント1回戦第2試合
ブルーノ・カッペローザ
vs
テオドラス・オークストリス

▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント1回戦第3試合
ジーリー・プロハースカ
vs
石井慧

▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメント1回戦第4試合
ゴラン・レリッジ
vs
ワジム・ネドコフ

▼「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」トーナメントリザーブファイト
内田雄大
vs
ワレンティン・モルダフスキー


【石井の話】「(抽選前)準備はバッチリだ。いよいよ戦いが年末始まる。(抽選後)日本の代表として、IGFの代表として、この試合は適材適所、頑張りたいと思います。相手のことはまだ研究してないんですけど、これから研究していきたいと思ってます。(IGF両国大会もあるが、RIZIN参戦を決めた理由は?)いいオファーだった、ということにします。どのあたりというのは、こういうトーナメントという貴重な機会、総合格闘技で見られない2日間で3試合もそうだし、みんな強い選手が来てて、ファイトマネーの面でもいいオファーだったので、この試合にしました。(テレビ中継もあり注目される大会になるが?)それはうれしいし、大きな機会だと思ってますけど、意識しすぎると空回りして、いつもいい結果につながらないので、自分自身に期待せず、いつも通りやりたいと思います。(トーナメントという形式については?)3試合しないといけないけど、先のことを考えず1回戦だけに集中してやっていきたいと思います。(猪木会長からは何か言われた?)試合のことはないんですけど、常に毎回会ったら言われるのが、『タウリンは飲んどけよ』ということだけ。それはしっかり守ってます。(賞金の使い道は?)半分は自転車と馬とモーターボートに使って、残りは寄付します」

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