12/8【IGF】12・31両国で「奥田啓介vs山本勇気」IGFルール戦が決定(写真あり)
IGFは7日、大みそ日の“猪木祭"両国大会で「奥田啓介vs山本勇気」のIGF(MMA)ルール戦を行うと発表した。奥田はMMA初挑戦。一方、青木真也の首を狙いながらIGFマットでいまだ勝ち星がない山本は、背水の陣の一戦となる。7日に行われた会見における奥田、山本両選手のコメントは以下の通り。(情報、写真提供=IGF)
【会見の模様】
▼奥田「今回はMMA初挑戦。2013年の大みそ日、マイク・ジョーとの試合で山本選手がセコンドについていたんですけど、試合が終わった後にね、(マイク・ジョーと引き分けに終わったことで)『今回、盛り上げられなかったから次、俺らで試合をしようよ』という話をした。まぁ本人(山本)が覚えているかわからないんですけど、それがやっと2年越しで試合できるなと。僕はレスリングでも世界選手権出ているし、空手でも全国で勝っているし、やることは全部やってきたなって感じなので、負ける要素が一つもないかなと思います。でも闘いって部分で今回、大みそ日は俺らがメインだっていうくらいでやりたいなと思っています。盛り上げたいです」
――山本についての印象は?
▼奥田「ただ、ぶっ倒したいだけです。いい試合にしたいだけ。それだけです」
――MMAの手ほどきを受けている青木真也からは?
▼奥田「死ぬ気でやれよと言われてますし、今、青木選手、海外に行かれているんですけど、(練習)どうだった?どうだった?って聞いてくれるんで『今日はこんなのやりました』って言うと、『お前、死ぬ気でやらなければだめだぞ』と。それはすごい言われますね。だから僕も死ぬ気で毎日やっているし、勝つための練習を青木さんにも北岡さんにも毎日教えてもらっているし、大みそ日まで自分ができることは全てやって、大みそ日は全て出し切って山本の首を取りたいですね。あとはハンデとして僕が70.3kg(ライト級)まで落としますのでそこは安心してください。プレッシャーになっているんじゃないかな? MMA初挑戦の俺、後がない山本さん。これ負けたら、青木さんとも試合できないしさ。俺は思うがままにリングで暴れまわるだけですよ」
――一方の山本選手は?
▼山本「マイク・ジョーのセコンドの時の話をしてましたが、今、思い出したら、そんな話もしていたかなと思います。俺が今回、奥田と試合をすることでメリットになるのは、先日のGRACHANでも奥田がいきなり上がってきて、言い合いにもなったんですけど、今、青木(真也)と(奥田は)一緒に練習しているって言っているんですが、青木と(一緒に練習)やっているからって奥田が強いわけではないんですけど、少しでも俺が(奥田とやって、勝って)青木が出てくるんであれば、俺は十分、意味はあると思うんです。今回(奥田は)IGFルール、初めてって聞いたんですけど、IGFルールっていうのはやってきてわかるんですけど、凄い危ないルール、過酷なルールで、本当に闘いができるヤツしか(リングに)立てないようなルールだと思うですけど、今までの奥田の試合、見てきて気持ちは持っていると思うし、『メインみたいに体現する』って言う熱い気持ちがあるんであれば面白い試合になるんじゃないかなと思うんで、今回も自分との闘いっていうか、俺がしっかりやって試合をすれば何も問題ないと思っているんで、それだけです」
――改めて奥田の印象は?
▼山本「印象は特にありません。ただレスリングとか学生時代に日本代表で空手でも日本一になっているしベースはしっかりしているんじゃないかなと。レスリングは強いかなと。それ以外の印象はないです。レスリングもできて青木や北岡から練習教わっているってイメージしたら青木とか北岡の得意の寝技と(奥田の)得意のレスリングで来るんかなと思いますけど、俺はそんなつもりないし、サクッと終わらせるつもりですし、練習の成果も全然出せないんじゃないかなと思います」
――奥田の体重について?
▼山本「何がハンデなのかなと? 俺の(通常の)契約体重が70.3kgであって、奥田が例えば80kgが一番強いんであれば80kg契約でもいいし、別に何kgでもいいと思っていますし、俺も減量するわけですから、なんか自分からハードル下げて、どうしたのかな?と思いますね」
☆12/31(木)東京・両国国技館『INOKI BOM-BA-YE 2015』15:00開場、16:00開始
▼IGFルールマッチ IGFリベンジ Remember 2014
鈴川真一
(5分2R)
クリス・バーネット
▼IGFルールマッチ IGFチャレンジ NEXT2016
山本勇気
(5分2R)
奥田啓介
▼IGF WORLD GP 2015 決勝戦
オリィ・トンプソン
vs
フェルナンド・ロドリゲスJr.
▼ルール未定
モンターニャ・シウバ
vs
青木真也
