12/10【みちのく】映画も真っ青の夢対決続出? 10回目・宇宙戦争は43分33秒の死闘?制したサスケが地球の平和守る 後楽園大会(写真あり)
後楽園ホール大会『天変地異』が10日、開催され、メインイベントでは「ザ・グレート・サスケ&バラモンシュウ&バラモンケイ&ウルトラマンロビン&マスターET(ミニ・マスター)vsダースベーダーGAINA&スーパーマン錦也(大柳錦也)&東林寺ヨーダ(のはしたろう)&C3PO-1号(ヤッペーマン1号)&R2D2-2号(ヤッペーマン2号)」の宇宙大戦争が行われ、ムーの太陽を率いるマスターことサスケが度重なる窮地を打破し、43分33秒に及んだ死闘に勝利。今年も地球の平和を守り抜いてみせた。
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『宇宙大戦争』はみちのくの年末恒例マッチ。2006年に開戦し、気づけば今年で10回目を数えた。「〜宇宙大戦争10 さよなら、人類〜じゃあ、また来年!さすらいのレスラーマスターと兄弟は途方に暮れる…戦歴10年!年末恒例!熾烈を極めた壮大なるアナログ戦争!」と題された今回はサスケいわく「偽りの神との地球存続を懸けた闘い」がテーマ。映画から抜け出したようなダースベーダーGAINA率いる5人組が地球侵略に乗り出してきた。
「宇宙大戦争いつの間にやら10周年、特別ルールで宇宙大戦争開戦だ!」。サスケの宣言とともに地球平和を守る戦いの幕が今年も切って落とされた。試合形式はリング解体マッチ。リング上はまさにカオスと化した。「ETvsC3PO&R2D2」、「ETvsダースベーダー」、「ETvsヨーダ」といった夢の対決(?)が続出。バラモン兄弟が秘密兵器として投入したカラテバラモン扮するダースベーダーも登場し、ダースベーダー対決も実現。さらにサスケ扮するバットマンと、大柳錦也扮するスーパーマンのヒーロー対決では気を送り合って火花を散らす。チームメートに担がれて空を飛んだスーパーマンはムーの太陽が投入したイルカを吹き飛ばした。
そしてついにリング解体が始まると混戦模様に拍車がかかる。ムーの太陽が和桶を利してのボウリングでロボット二人を苦もんさせれば、ダースベーダー軍もETとロビンをリングマットにくるんで蹂躙。ならばとバラモン兄弟は自転車を投入し、回転するタイヤにロボット二人の顔面を押しつけて拷問。サスケはETを自転車に乗せて映画の名場面を再現し、テーブルで作った滑走路をジャンプしようとした。
だが、これが失敗に終わってダースベーダー軍に流れが傾いた。スーパーマンがラダー上からダイビングフィストドロップを投下。起死回生を狙ったサスケの和桶ダイブも壮絶な自爆に終わり、ダースベーダーのパワーボムによってリングの鉄骨に叩きつけられた。
絶体絶命の窮地に陥ったサスケだったが、大「マスター」コールを受け、シュウから聖水を浴びせられると復活。バラモン兄弟との合体技・メシア降臨をヨーダにさく裂させると、最後はラダー上からサスケスペシャルVer2.9セグウェイを発射して43分33秒に及んだ死闘に終止符を打った。
今年もサスケの大奮闘によって地球の平和は守られた。サスケはかつてキングレコードからCD発売した「セパラドス」を熱唱したものの、歌唱力のひどさもあって強制終了。それでも新崎人生社長に呼び込まれてリッキー・フジが登場し、ボン・ジョヴィの「禁じられた愛(YOU GIVE LOVE A BAD NAME)」をサスケとともに熱唱して大団円で幕を閉じた。