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1/3【新日本】AJ間に合った、中邑は「プライム」に感動 内藤は後藤徹底挑発 ドーム公開前日会見に全選手登場(写真あり)

 いよいよあす(4日)に迫った1・4東京ドーム大会の前日公開記者会見が3日、東京・ディファ有明で開かれた『大プロレス祭り2016』内で行われ、出場全選手が登場した。

 日本プロレス界最大のイベントとなる“1・4"も目前。ドーム前日恒例となった『大プロレス祭り』は交流イベントにも関わらずチケット完売の大盛況で、ディファを埋め尽くすファンが公開会見を見守った。

 メインのIWGPヘビー級選手権試合に向けては、挑戦者・棚橋弘至が「この東京ドーム大会に向けて過去最高の状態に仕上げてきました」と明言すれば、いまだドームメインで未勝利のオカダは「明日はしっかり、東京ドームに“初めて"のカネの雨を降らせます。そして2016年、僕のやり方でもっともっと新日本プロレスを上に持っていきます」と言いきってみせた。

 腰の負傷で先のワールドタッグリーグ戦を途中棄権し、帰米して治療に専念していたAJスタイルズも会見に登場。セミファイナルのIWGPインターコンチネンタル王座挑戦に向けて仕上げてきた。王者・中邑真輔を改めて手放しで称賛したAJだが「しかし! その彼に明日、何が起こるのか。よく見ていて欲しい。明日、最後に立って、勝ってるのは誰か。会場の中にいる人間だけじゃない。AJスタイルズが最後立っていて“フェノメナル"であることを世界じゅうの人間が見ることになる」と予告。迎え撃つ中邑は「世界が認めるAJスタイルズ。最高の相手と、これ以上ない東京ドームという場所で…まさに“プライム"。これ以上ないタイミングで戦えることに、ひじょうに感動しております。お互いを燃やし尽くせれば、これ以上のことは無いと思っています」と静かに思いをたぎらせた。

 IWGPタッグ王座戦に向けては、王者のカール・アンダーソン&ドク・ギャローズ組が、挑戦者の真壁刀義&本間朋晃を襲撃。公然とビッグブーツとガンスタンでKOし、ワールドタッグリーグ覇者の挑戦者チームが前日に屈辱を味わわされた。

 後藤洋央紀との一騎打ちに臨む内藤哲也は、後藤の出身地である三重・桑名にちなんだ“キャプテン桑名"の自家製マスク持参で登場した。「東京ドームという大舞台、新日本プロレスを応援してくださる皆さんの前で、“100%の後藤"と戦いたいんだ。100%の後藤…すなわちキャプテン桑名と試合がしたいんだ」と挑発し、非情にも場内も同調…。「こんだけ観たいって声があるんだ。なのに明日は“手抜き"するのか? 後藤選手、明日は手抜きですか〜!?」と内藤が追い打ちをかけると、たまらず後藤が胸倉をつかんで一触即発に。振り払った内藤は「トランキーロ、あっせんなよ」を決めて去ったが、怒り心頭の後藤は「まずね、キャプテンをナメすぎ。明日はキャプテン、俺のセコンドに就いてもらうから。明日、3人まとめて叩き潰す!」と“ロスインゴベルナブレス"壊滅を予告した。

 このほかIWGPジュニア王座戦に向けては挑戦者のKUSHIDAが「期待に応える試合をするつもりはございません。期待を上回る試合をします。ジュニアを引っ張るつもりはございません。ジュニアを2016年、引っ張り上げます」と宣言して喝さいを浴び、NEVER王座を争う王者・石井智宏と挑戦者・柴田勝頼は「明日、寿命を削る準備と覚悟はできている。あとはやるだけ」(柴田)、「シバいて、シバき合って、最後にシバき倒します」(石井)とそれぞれ短い言葉に決意を込めた。

 また、新設されるNEVER6人タッグ王座のベルトもお披露目され、新日本初登場となるROHの“ブリスコブラザーズ"ジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコも登場。トリオを組む矢野通とともに新設王座奪取を公約してみせた。

プロ格 情報局