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1/12【全日本】大森が取締役、青木が選手会長に就任、秋山社長が新人事を発表(写真あり)

 秋山準社長が12日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見し、新体制の人事を発表。1月1日付で大森隆男が取締役、青木篤志が選手会長にそれぞれ就任した。

 諏訪魔、曙と取締役の辞任が相次いだ全日本だが、このほど新体制によって再出発を図る。秋山社長からの要請を受け、大森が新たに取締役に就任。青木が選手会長を務めることになった。

 この日、秋山社長同席のもと会見した大森取締役は「非常に重責であると同時に自分が生まれ育った全日本プロレス。日本一、いや世界一のマットだと信じていますので、これから隆盛していけるように尽力していきたいと思います」と所信表明。さっそく若手の練習を監督する立場となり、「これからますます自分のやることが増えてくると思いますので、一つ一つリングの上の試合と同じようにスキがないように頑張っていきたい」と誓うばかり。青木選手会長も「所属選手は少ないですし、チームも分かれてますから全部をまとめきれるか不安もあるんですが、選手は選手で全日本を盛り上げていきたい気持ちは一緒ですし、それをまとめて会社の力になれるように。所属の選手が一番ですから、そこはどんな形を使ってでもリングに反映させて面白くしていきたい」とリング上のさらなる活性化を見据えた。

 親会社だったケーブルテレビ山形が昨年末をもって経営から離れた。新体制の舵をとる秋山社長も全日本の発展に決意を新た。同世代の大森を経営陣に迎え、「これからは自分たちでやらないといけない。きついのでお願いしたら二つ返事で快諾してくれたんでね。心強いです」と話した秋山社長は、「(11・27)両国も決まってるんで、その時には諏訪魔も復帰してるだろうから、いい形でいけるように頑張ります」と秋のビッグマッチもにらんで誓っていた。

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