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1/14【アップルスター】芸能事務所主催興行・第2回大会で聖地進出 大仁田&サスケが久々合体でメイン快勝、24年ぶり爆破対決浮上 後楽園大会(写真あり)

 『アップルスタープロレス!セカンドインパクト!第二の衝撃!』後楽園ホール大会が14日、行われ、メインイベントでは大仁田厚&ザ・グレート・サスケ組がストリートファイトタッグデスマッチで葛西純&MIKAMI組に快勝。サスケからの電流爆破マッチ要求に大仁田も呼応し、24年ぶりの対決が浮上した。

 アップルスタープロレスはタレント、レースクイーンのマネージメントを手がける芸能事務所・アップルスターによる主催で、昨年11月27日、新宿FACEで旗揚げした新イベント。この日、第2回大会が聖地・後楽園ホールで開催された。

 大会開始前や試合の合間にアップルスター所属のタレントによるライブを開催。渡瀬茜らセクシータレントがリングガールとして入場する選手を先導するなど大会に花を添えた。

 この日の第2回大会にはKENSO、佐藤光留、ダンプ松本ら個性派が多数出場。メインイベントではストリートファイトタッグマッチ「大仁田&サスケvs葛西&MIKAMI」が実現した。サスケは“地球防衛軍隊長"を名乗り、自分と同様に迷彩服に身を包んだアップルスターの女性タレント4人を従えて登場した。

 中でも注目は大仁田と葛西の新旧デスマッチカリスマ対決だ。開始早々、大仁田が赤い毒霧噴射、DDOで先制し、場外戦で圧倒。MIKAMIを相手にサスケとのダブル低空ドロップキック、イス攻撃、机上パイルドライバーと見せ場を連発した。

 葛西も負けてはいない。MIKAMIが有刺鉄線ボードホイップで大仁田に反撃すると、葛西はボードをかぶせてのイス攻撃、急所への倒れ込みヘッドバットで続く。大仁田の反撃を頭突きでせき止めた葛西はラダーを投げつけたり、ラダーに叩きつけたりと荒々しく大仁田を攻め立てた。

 その後も葛西とMIKAMIはラダーを駆使してサスケを痛めつけたが、サスケもラダーに上がった葛西を雪崩式ブレーンバスターで叩き落として反撃。大仁田もテーブルの破片でMIKAMIと葛西を殴打し、ダブルアームスープレックスでMIKAMIを投げ飛ばすなど大立ち回りだ。サスケもMIKAMIのラムジャム式ファイヤーバードスプラッシュ、葛西のパールハーバースプラッシュに追い込まれ、MIKAMIのムーンサルトフットスタンプwith有刺鉄線ボードによってピンチを迎えたが、スワントーンボムを自爆させると、大仁田とのダブルブレーンバスターでMIKAMIを有刺鉄線ボード上に真っ逆さま。最後はセグウェイを発射して20分以上の混戦に終止符を打った。

 久々のタッグ結成で快勝。試合後、観客から「電流爆破!」の声が飛ぶと、サスケは「その通り! 大仁田さん、そろそろ私と戦ってもいいんじゃないですか!?」とアピール。大仁田も「(還暦引退まで)1年と9ヵ月しかないんで、ぜひ電流爆破よろしく!」と呼応した。両者は94年10月に爆破マッチを行い、大仁田が勝利。実現すれば22年ぶりの対決となる。

 アップルスタープロレスは旗揚げ2戦目にして聖地・後楽園に進出したが、集客面では苦戦(観衆未発表)を強いられた。それでも大仁田は「社長が右へ左へ頑張ってます。温かい目で見てやってください」と呼びかけた。最後に大仁田から締めのマイクを託されたサスケが「皆さんが一人でもいる限り、アップルスタープロレスは永遠に不滅だ! 1、2、3、ファイヤー!!」を絶叫。アップルスター第2回大会は幕を閉じた。

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