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2/1【NOAH】潮崎が谷口とのタッグ結成視野に、谷口は「素顔のマイバッハ谷口としてやっていく」(写真あり)

 潮崎豪が1日、マイバッハ谷口とのタッグ結成を視野に。マイバッハは「素顔のマイバッハに谷口としてやっていく」と宣言した。

 前夜の1・31横浜文体大会では、鈴木軍の“第2時限爆弾"金丸が爆発。裏切りに遭って鈴木みのるとの一騎打ちに敗れた潮崎だが、そこへ救出に駆けつけたのはかつての相棒でもあるマイバッハだった。その場でマスクを脱ぎ捨てたマイバッハは、潮崎に肩を貸して退場、メイン後には素顔で握手も交わしていた。

 素顔の“谷口周平"への回帰かと思われたが、この日都内ノア事務所で開かれた一夜明け会見には再びマスクをかぶって登場。だが、マイクが渡ると同時にマスクを自ら脱いで机に叩きつけ、「素顔のマイバッハ谷口としてやっていく!」と宣言。素顔に戻りつつも、リングネームは“マイバッハ谷口"のまま戦っていく決意を示した。

 一方の潮崎は、「自分を裏切った金丸、そして高笑いしていた鈴木みのる。鈴木軍は絶対に俺が倒します! このノアのことを『沈没船』と言う鈴木軍。絶対に…この船は沈ませません。そのために俺は今、ここにいます」と力強く言い切ると、改めて丸藤正道と握手。とはいえノア出戻りの“禊"(みそぎ)が済んだとは思っておらず「選手だけじゃなくて、観ている人たちを納得させないといけない。一番納得させなきゃいけないのはそこだと思う」と強調した。

 今後はマイバッハとのタッグ再結成に意欲。前夜金丸に裏切られた際は「『ノアの力になる』。同じ志を持った人間だと信じ切ってた分、正直ショックは大きかった。リング上で負けてぶっ倒れてましたけど、本当に心身ともに“どん底"まで落ちてた。負けた肉体的ダメージと精神的なダメージも凄く大きくて、立ち上がれるかどうか分からないような状態だった」というが、そこへ救いの手を差し伸べ、さらにはマスクまで脱ぎ捨てて覚悟を示したマイバッハに感謝。「俺はその覚悟に心を打たれたし、まだまだ俺も止まってられないって力をもらった」と話した。

 潮崎は「谷口がタッグを組みたいと思ってるのかどうかは分からない」としながらも、「向いてる方向は全員一緒だし。谷口も俺も一緒の方向を向いてるのは確か。俺はあいつの力を信じてるし、谷口も俺の力を信じて欲しいしね。以前、組んでたからって懐かしむ気持ちもない。組むなら以前とは違う新しいタッグにしたいし、俺はあいつと組むのに何ら障壁はない。マスクを脱ぎ捨てた覚悟に俺も応えたい」と力を込めた。

 無論、シングルのGHCヘビーも狙う。現在の王者は杉浦貴。潮崎のノア退団時に最も激しく「裏切り者」と批判した男でもある。今ではその杉浦がノアを裏切って鈴木軍入り。そして潮崎は再びノア側に立った。数奇なシチュエーションだが、潮崎は「鈴木みのるだろうと、杉浦貴だろうと、これからもっともっと(自分の存在を)刻み込んでいかないといけない。俺は鈴木軍を許せないし、怒りしかない。必ずヤツらの前に立って、いろんな意味でケジメをつけたい。自分としても、ノアに対しても、鈴木軍に対しても…。昨日(谷口から)良いきっかけをもらったんでね。必ず前を向いて一歩を踏み出したいと思います」と熱い闘志をにじませていた。

※会見、インタビューにおける詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします

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