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2/1【超花火】TARUの爆破王タッグ返上要求に大仁田も呼応 2・21神戸での爆破王座戦が事実上決定

 大仁田厚、TARUが1日、東京・竹芝のZERO1道場で会見。爆破王選手権への挑戦を要求する大仁田に対し、TARUは3つの条件を提示。その一つとして爆破王タッグ王座返上を要求し、大仁田も受ける構えをみせた。

 大仁田は2・21神戸大会での爆破王ベルトへの挑戦を要求していた。「2月21日超花火神戸、大仁田厚の要望でタイトルマッチ、まあやってもいいかな」とTARUも受けて立つ構えをみせたかと思いきや、「ただし現爆破王…いや発破王は俺なんで、条件出させてもらう。これがのめるんなら神戸はタイトルマッチということで、どうや?」と迫った。

 「いつも条件つけんだから一緒だろ。TARUさんよ、あんた条件とか試合形式とかよく考えるけど、自分で墓穴掘るなよ」と大仁田が返答したのをいいことにTARUは、まず発破マッチを要求。さらに「どっかのプロレス大賞で長与と賞もらってたけど、なんやねん! 車椅子でよ。そんな相方と持ってるタッグの爆破王のベルト返上してもらうから。返上してもらわん限り、タイトルマッチは受けられへん」と大仁田&長与千種組に爆破王タッグ返上を迫った。

 これには大仁田も拒むと思いきや、「TARUさんもたまにはいいこと言う。俺も迷ってた。長与さんとも話し合わなきゃいけないんですけど、返上して新たに挑戦する方がパワーも沸くと思う」と応じる構えをみせた。TARU最後の要求は「正々堂々とシングルでやろうや。命かけて」というもの。大仁田も「その通りだ。お前は神戸で死ぬべきだ」と呼応。TARUが用意した調印書にサインしていた。

【会見における大仁田、TARU】
▼TARU「2月21日超花火神戸、大仁田厚の要望でタイトルマッチ、まあやってもいいかな」とTARUも受けて立つ構えをみせたかと思いきや、「ただし現爆破王…いや発破王は俺なんで、条件出させてもらう。これがのめるんなら神戸はタイトルマッチということで、どうや?」

▼大仁田「いつも条件つけんだから一緒だろ。TARUさんよ、あんた条件とか試合形式とかよく考えるけど、自分で墓穴掘るなよ」

▼TARU「まず1個目の条件は、このタイトルマッチ発破でやらせてもらうから」

▼大仁田「名古屋でテメーが考えた(発破で)墓穴掘ったのはお前だろ。いいのか?」

▼TARU「俺は発破にこだわってるからよ。どうしてもやりたいってことだ。それから、どっかのプロレス大賞で長与と賞もらってたけど、なんやねん! 車椅子でよ。そんな相方と持ってるタッグの爆破王のベルト返上してもらうから。返上してもらわんかぎり、タイトルマッチは受けられへん」

▼大仁田「TARUさんもたまにはいいこと言う。俺も迷ってた」

▼TARU「無理やろうが、あんな車椅子のレスラー。タッグのベルト持っててもしょうがない。神戸には丸腰で来いや。あの場所は俺にとっていわくのある嫌な場所なわけだ。なんぼ神戸出身やいうても嫌な場所やからの」

▼大仁田「いろいろ僕も迷ってたんですけど、長与さんとも話し合わなきゃいけないんですけど、返上して新たに挑戦する方がパワーも沸くと思うんで。片方が返上すればタッグは成立しないわけで。それも真なり。たまにはいいこと言うじゃねぇか、おい。」

▼TARU「あと一つ。正々堂々とシングルでやろうや。命かけて。俺は神戸で死んでもいいと思ってるから」

▼大仁田「その通りだ。お前は神戸で死ぬべきだ」

ここでTARUが用意してあった調印書を出して大仁田にサインを求める。TARUはすでにサイン済。

▼大仁田「(サインをして)TARUさんよ、聞きたいんだけどTARUって名前?」

▼TARU「名字や」

▼大仁田「名字なの、TARUってあの樽?(ジェスチャー付きで)」

▼TARU「その樽じゃねえな。神戸の由緒ある名門の酒蔵の先祖や」

▼大仁田「俺、長崎から神戸まで歩いて行ったときに、酒屋の箱の梱包会社に勤めたんだ。へ〜え、すごいな酒蔵の息子? どう? タルって気に入ってる?」

▼TARU「まあ、名前やから気に入るも気に入らんも関係ないから。話をごまかすのがうまいけど、サインはせえへんのか?」

▼大仁田「したよ」

▼TARU「相変わらずきったない字やのぉ。」

▼大仁田「あんただって汚いだろ。(発破マッチの)ネーミングは?」

▼TARU「ネーミングとかは追々決めるから。今日は神戸でシングルのタイトルマッチ、爆破…いや発破王をやるってことと、タッグのベルト返上」

▼大仁田「長与が言ってたぞ、『お前にはいつもムカッとする』って」

▼TARU「長与に言っといてくれ、ありがとうございます。俺にとっては褒め言葉や」

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