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2/3【池上本門寺・節分節分追儺式】天龍と武藤が豆まき競演、小橋が丸藤らノア勢にエール 池上本門寺・節分追儺式に今年もプロレス界から7人が参加(写真あり)

 東京・池上本門寺での恒例・節分追儺式(ついなしき)が3日、行われ、プロレス界から7人が参加。集まった人たちに福豆を振りまいた。

 日本プロレス界の始祖・力道山が眠る池上本門寺の恒例行事となっている節分追儺式。除災得幸を願うもので、毎年プロレスラーが多数参加してきた。今年も武藤敬司、丸藤正道、長与千種、赤井沙希の現役4人、元プロレスラーの天龍源一郎、小橋建太、キラー・カーンの計7人が登場。裃(かみしも)姿の7人は特設桟敷前に集まった人たちに福豆を振りまいた。

 豆まきは各人、投げる位置が決まっているが、今年は天龍が背中合わせとなった武藤の横に並んで豆まきを競演するサプライズも。また、丸藤と赤井が談笑する姿や、豆まき後のフォトセッションで天龍が長与にグーパンチを見舞う仕草をするなど、ここでしかみられない場面が続出した。

 「こうやって豆をまいたら2月がきたなって思いますね。この池上本門寺の豆まきは定番で季節を感じるぐらい、いつもレギュラー参戦させてもらってるので楽しみ」と語るように節分会の常連となってきた小橋は古巣・ノアについて言及。昨年12・23大田区大会で鈴木みのるからGHCヘビー級王座を奪還した丸藤にベルトを渡したのが立会人を務めた小橋だった。が、1・31横浜大会での初防衛戦で丸藤は鈴木軍に寝返った杉浦貴の軍門に下り、陥落の憂き目にあった。

 今も鉄人のノア愛は変わらない。「あそこは丸藤に防衛してほしかった」という小橋は「もう一回しっかりやらないとファンのみんなの気持ちが離れていく。それをしっかり捕まえないと。ファンのみんなの心をしっかりつかむものをしっかり示さないと。ノアのリーダーなんだから頑張ってほしい」と丸藤にエール。「杉浦が獲った以上、次誰が出るのか。中嶋(勝彦)が出るのか、(潮崎)豪が出るのか、(マイバッハ)谷口が出るのか。そこはまたわからない。新しいものを自分たちで作っていけば、また面白いノアができるんじゃないか」とノア勢の決起にも期待を込めた。

 当の丸藤も小橋、天龍、武藤ら業界の頂点を極めた先人たちと顔を合わせ、「プロレスラーが感じるプロレスラーのオーラを持ってる。自分もそういうものを身につけて、この業界を走りたい」と刺激を受けた様子。「自分の手でGHCを獲り返したい? もちろん。この世界にいる限りは常にトップを目指して頑張りたい」と鉄人からのエールに応えるように失地回復を誓っていた。

※天龍、武藤、小橋、丸藤のコメント、フォトギャラリーは別項に掲載します

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