プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

2/9【IGF】会見における鈴川、川口の詳細コメント(前編/写真あり)

 9日、東京・高円寺のIGF道場で会見した鈴川真一、クラッシャー川口の詳細コメントは以下の通り。

【会見の模様】
▼川口「IGFに参戦させてもらって、この場で引退する旨をお伝えさせていただくことを本当にありがたく思ってます。先日の2月7日、WSOFの東京大会で負けてしまったんですけど、負けたからというわけではなくて、ここ2、3年ちょっと引退を考えていて、今年いっぱいで引退することを決めました。ただ引退っていうのではなくて今年いっぱいやりますので、次の試合から引退7番勝負。プロレス、総合格闘技、キック、自分はどんなルールでもやるのが身上でやってましたので、次の試合から年末まで7番勝負という形でやっていかせてもらおうかなと思ってます。対戦相手は決まってないですけど、直接、格闘技を目指すきっかけになったのはやっぱり日本人が不利と言われてるヘビー級で、PRIDEで活躍した藤田さんをみてて、自分もこういうふうになりたいなと思ったきっかけでこの業界に入ってきたのもあるんで、そういった意味も踏まえて藤田さんとやらせてくれって会社に伝えて、藤田さんも前向きに考えてくれているとは思うんですけど、引退7番勝負の一発目として藤田さんを希望してます。引退するから手抜きじゃねぇかと思われたくないので、今年一年は全力でやっていこうと思ってますし、今、鈴川と一緒に練習もしてるし、俺ができなかったことをやっていってもらいたいと思うし、凄くいい練習できてるんで、今年は7番勝負7戦全勝を目指して頑張りたいと思います」

▼鈴川「天田選手とは過去にタッグマッチでやってるんだけど、その時のイメージもまだ残ってるし、今回シングルマッチで二人でやり合える。面白いカードだと俺も思うし、今回の試合、絶対に天田に勝って、川口さんと今、練習してるから打撃の面でもしっかり見せられるんじゃないかなと。楽しみです」

▼川口「10月10日に池袋のブルードッグジムが10周年なんですけど、記念興行があるということで、それも7番勝負の中に入ってくると思うんですけど、ジムの10周年を現役で迎えられたのも周りの皆さんのおかげですし、10周年記念大会を成功に終わらせたいですし、今年は7戦全勝を目指して悔いの残らないようにやっていきたいと思います」

――引退の一番大きな理由というのは?

▼川口「あまり言いたくはないですけど、DEEPでもメガトン級チャンピオンになって、プロレスもある中で、糖尿病で体重110キロ台、120キロ台を維持していくのがちょっときつくなってきた。それを理由にはしたくないんですけど、自分自身もでかさとか強さというのを求めてやってきてるのがあった。実際、トレーニングでジムの鏡を見ても細くなってきたなと思ったり、今では食えるんですけど、全然食えなくなったりとか。10周年までは絶対現役でやっていたいのがありましたし、まだまだ自分の中でやり残したこと、くすぶってる部分があるんで、IGFの皆さん、ジムの皆さんに支えられながらやってきて、こういう場を設けさせてもらって本当に感謝してます」

――決意したのはいつ頃?

▼川口「ぼんやりなんですけど、去年、あんま、マッサージ指圧と鍼灸の資格を取ったのも大きいかなというのがあるんですけど。今は訪問マッサージといって寝たきりとか歩行困難な人の家を回ってマッサージする仕事をしてますけど、後々はその資格を活かしてトレーナー業、サポートする側に回れるように考えてるんで。体力的な面とか、また勉強するには両立も難しいかなと。今年いっぱいやりながらトレーナーの勉強とかもしつつ、鈴川とかいい選手を支えていけるように、サポートに回れるように。自分も当然、勝ちは目指していくんですけど。ガイジンの強豪選手をKOでぶっ倒すっていう。見てる人に感動を与えられる、そういうサポートに回れればと思ってます」

――資格を取得したのはいつ?

▼川口「去年のIGFの翌日が国家試験で、発表が確か3月か4月ですね」

――引退を決意したのもその頃?

▼川口「ジムの10周年をめどにというのは去年ぐらいには考えてましたけどね」

――初戦はやはり藤田とやりたい?

▼川口「PRIDE、K-1をみててこの業界に入ってきた人は多いと思うんですけど、当時自分は大学生でど真ん中。当時は面識なかったけど、日本人でもいけるんだというのを見せてくれた人なんで。お前、顔じゃねぇよと言われたらそれまでですけど、会社に人とか周りの人に何とかして下さいといってるとこなんですけどね」

――希望するルールは?

▼川口「特にはないですね。どんなルールでも藤田さんとやったらこうだろうなというイメージはあるんで。当然、藤田さんもそれなりにきてくれると思うんで、特にルールは関係ないですね」

――藤田は大みそ日、澤田を眼窩底骨折に追い込み、橋本大地の鼓膜を破っているが?

▼川口「実は僕も一回、タッグを組んだ時、(ビンタで)気合を入れられた時に鼓膜破ってるんで大丈夫です(苦笑)」

※後編に続きます

プロ格 情報局