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2/17【FMW】「なぜ私が…」覆面女子レスラーのRayが悪性脳腫瘍を公表 長期欠場も復帰誓う(写真あり)

 Rayが17日、東京・秋葉原で会見し、「悪性脳腫瘍」であることを公表した。

 Rayは昨年12・22後楽園での浜田文子戦で脳震とうを起こし、同25日に東京女子医科大学病院でMRI検査を受けたところ、左頭部の視床に脳腫瘍があることが判明。そのため、1月21日、腫瘍が良性か悪性かを鑑別するため、生検手術を受けていた。

 2月上旬、医師から告げられた検査結果は非情にも「悪性」だった。腫瘍の悪性度は4段階中、「グレード3」だという。あいにく、腫瘍が手術できない部位にあるため放射線、抗がん剤、陽子線、粒子線など治療方法の選択肢がある。今後、医師と相談したうえで、治療方法を決定し、今後の詳細についてはFMW2・26後楽園でファンに報告する。3・12埼玉・宮代町大会にも来場する予定だ。

 現在、目立った自覚症状はなく、受け身を取るなどの激しい運動こそ避けているものの、今まで通りのトレーニングを続けているが、治療が始まると、練習も制限されてしまう。Rayは「10万人に1人といわれる病気を、『なぜ私が?』との思いはあります。長期欠場となりますが、必ず病気に打ち勝って、リングに戻りたい」と気丈に語り、復帰を誓った。

 また、Rayはこれまでも、養護施設などを慰問する福祉活動を続けてきたが、欠場している間、この活動に力を入れていきたいという。Rayは「施設回りをして、プロレスの良さを伝えていきたい」と話した。

プロ格 情報局