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2/22【DDT/新日本】飯伏退団会見における詳細コメント(写真あり)

 22日に行われた飯伏幸太退団会見における詳細コメントは以下の通り。

【会見の模様】

▼鶴見GM「本日はお集まりいただき、ありがとうございます。飯伏幸太が2月いっぱいをもちまして、DDTプロレスリング、新日本プロレスを退団することになったことをご報告させていただきます。まず長期欠場の原因となりました頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアに関しましては、治療の甲斐あって完治いたしました。ただ、その後腰に異変を感じるようになりまして、診断の結果、腰椎(ようつい)すべり症であることが判明いたしました。しかし、これに関しても治療の結果、ほぼ完治しておりまして、お医者さんのほうからも『いつ復帰しても問題ない』との診断をもらっております。ただ、復帰というものを具体的に考えた時、本人のなかで“ある思い"が生じたようです」

▼飯伏「体は治りました。お医者さんからもゴーサインをもらってます。体が良くなって復帰を具体的に考えた時、これまで通り2団体に所属してプロレスを続けていくことに対して、気力的にも体力的にも限界を感じるようになりました。最初に2団体所属のお話をもらった時は凄くワクワクしましたし、それから2年間自分なりに頑張ってきましたが、ちょっと疲れました。それに今のスタイルでやれるプロレスに関しても、すべてやり切った、との思いも少々あります。なので『これからは、これまでに無い新しいプロレスの形を追究していきたい』との思いが強くなり、DDT、新日本両団体に契約の解除を申し入れ、了承してもらいました。自分としては両団体を“卒業する"という気持ちです。今後は新たなプロレスの形を追究する“飯伏プロレス研究所"を立ち上げていきたいと思います。具体的なことは何も決まっていませんが、決定したら報告させていただきます」

▼鶴見GM「本人からも説明がありましたように、今後のプロレス活動は“飯伏プロレス研究所"所属として行っていくことになります。芸能活動に関しましては、これまで通り、オスカープロモーション所属として活動してまいります。もうひとつ本人から発表があります」

▼飯伏「3月21日のDDT両国国技館大会に参戦します。それが僕の復帰戦、そして“飯伏プロレス研究所"所属の第1戦となります」

▼鶴見GM「対戦カードとしましては、発表済みだった“高木三四郎&葛西純vsKENSO&中澤マイケル"の路上マッチに、飯伏幸太&伊橋剛太を加えました3WAYタッグマッチに変更させていただきます」

▼飯伏「路上に高木さん、中澤さんがいるということで、そこしかないと思って決めました。両国で路上でやったことはないので、伊橋と一緒に怒られるようなことをたくさんしたいと思います(笑) ホントに…爆発したいと思います」

▼高木社長「何度か話をしてきたなかで、2月入ったあたりで本人からの申し出もあったんですが、正直寂しくないと言ったらウソになる。ただ、ホントに飯伏幸太という人間がもっともっと世間にプロレスを広めてくれるんじゃないかという期待もありまして、私、DDTとしても送りだしてやりたいと思いました。“新しいプロレスの可能性"っていうのは僕も分からないし、本人も漠然としてる部分もあると思うんですけど、凄くワクワクするキーワードだなと思っていて。自分のなかではこれで飯伏幸太と自分、DDTとの関係が切れたわけでもないと思ってますし、何か我々でできることがあれば応援してやりたい気持ちもあるし。そして復帰戦の舞台として3月21日の両国大会を選んでくれた。これはホントに壮行試合とか卒業とかじゃなくて、新しい飯伏の門出を祝う…それこそ本人の言葉を借りれば“爆発"した試合にしたいと思います」

――気力体力の限界をいつから感じていた?

▼飯伏「(2団体所属の)最初の段階から常に限界ではあったんですけど、すぐ限界がきてそれも乗り越えて。また限界がきて、また乗り越えて…それを何度も繰り返して最終的にこうなりました」

――研究所は一人? 誰かを誘ったり?

▼飯伏「まったく決まってはいないんですけど、怪しい動きをしていきたいな、と思ってます(笑)」

――3・21両国以外の参戦予定は?

▼飯伏「3月21日の後はまったく決まってませんね」

――心配していたファンに伝えたいことは?

▼飯伏「突然、限界がきた部分もあったので、こうなってしまったのはホントに申し訳なかったな…と思います。ただ、これで団体との関係が切れてしまったわけではないですし、今後も出られるならどんどん出ていきたいし、まだ今後も見られると思うので、またよろしくお願いします」

――芸能活動については?

▼飯伏「芸能活動のほうも、怪しい動きをしていきたいと思います(笑)」

――やってみたいことや上がってみたいリングは?

▼飯伏「僕の想像の中ではあるんですけど、言葉にはできない…説明ができないですね。でも、あります。何かが」

――復帰後はスタイルが変わる?

▼飯伏「そこに関しても、自分の体の勘というか、そこに任せたい。これまでも勘でやってきたので。もし同じスタイルじゃないと自分がダメだなと思ったら、そうなるでしょうし。そこは考えてます」

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