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2/23【全日本】会見における宮原、大森の詳細コメント(前編)

 23日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見した宮原健斗、大森隆男の詳細コメントは以下の通り。

【会見における宮原、大森】
▼大森「宮原選手とゼウス選手の試合、僕も間近で見ました。王座決定戦とはいえ、三冠戦にふさわしい風格ある試合をしてた。試合が終わってリングでこのベルトを宮原選手が手にした時、悔しいけど、すでに王者としてのたたずまい、風格、そういうものを備えてるなと。三冠のベルトに対する欲求は常に自分自身もってましたけど、宮原選手が手にしたことでますますその気持ちが高まり、半ば衝動的にリングに駆け上がっておりました。そして一昨年、沖縄大会で宮原選手にシングル特別試合で負けてる。そういったものも自分の中で一緒になり、名乗りを上げさせていただきました」

▼宮原「2月12日の試合後にベルトを手にして、リング上でも言いましたけど、過去の輝きを取り戻すつもりはない、新しい輝きを作ると。それはおそらく今の全日本を見渡しても俺しかいないと思うんでね。夢だとかそういうものもあるけど、使命感とか責任感が俺にはあるんで。試合後、どんなチャンピオンを目指しますかと聞かれて入場してかっこいいチャンピオンとか言ったけど、冷静になって考えたら体から夢を発散するレスラーになりたいですね。僕はそういうレスラーをリスペクトしてきましたし、それは説明するものじゃなくてみてる人が直観力とかで感じるもの。僕はそこを目指してるんで夢を与えられるチャンピオンになりたいですね。3月21日、さっそく初防衛戦が決まって、1年に一回の沖縄大会ですから。一年前の宮原健斗と今は全く違うんで、そこを沖縄の皆さんに見せたいのがあるし、最年少チャンピオンとして初防衛になると思うんで、宮原はどれだけやれるんだと周りは見てると思うんでね。ただ、僕は自信がありますから。何しろチャンピオンはいい試合をするだけじゃなく、その大会を成功させないといけないから。そこを意識してベルトとともに過ごしてる。チャンピオンとして防衛して3月21日は沖縄大会を大成功させる。そういう気持ちでいます」

――三冠は常に大きな目標として頭の中にあると?

▼大森「全日本プロレス、日本マット界、そして世界マット界、全て見渡して至宝だと思ってますので、目指す頂はここにあると」

――前回は2週間天下に終わっているが、その悔しさは今も残っていると?

▼大森「そうです。忘れられないですね。手にしてからすぐに滑り落ちてしまったと。周りのせいにするつもりも一切なく、自分にスキがあったせいだと。そのあと札幌で世界タッグも手にしたんですけど、5冠を手にしたのはわずか一日。5冠を手にした人間というのも数えるほどですけど、その保持期間が一日というのもこれまた最短ではないかと。決して褒められた記録でも何でもなくて、そういうのも払拭して、三冠そしてその先に世界タッグも。俺は満足できない、全てにおいて。何か常に欲求を持ってマットに上がり続けたい。そういう気持ちがあります」

――この一戦の勝者が三冠王者として4月のチャンピオン・カーニバルに出場することになるが意識する?

▼宮原「僕のモットーというのが目の前の一つ一つをクリアしていくのが精神的な目標。そういう気持ちでいつも臨んでるんで、正直、今のところ僕の中でまだチャンピオン・カーニバルは見えていない。3月21日に集中してるというか次期シリーズですね。館林、横浜で大森選手と前哨戦ありますからね。そこでどういう流れでいくかによって21日当日の迎え方も違うし。チャンピオン・カーニバルは僕にとって先ですね。最年少チャンピオンとして優勝するのはもちろんやるべきことだと思ってますけど、その前に3月21日に向けてのドリームパワー・シリーズがありますから」

▼大森「沖縄があって、そしてチャンピオン・カーニバルがあると。もちろんベルトを持ってチャンピオン・カーニバルに臨みたいですね。でも、そこは宮原選手と一緒で俺もまずは沖縄に集中して全ての肉体的、精神的コンディションをチャンピンに失礼のないように最高のコンディションを作って臨みたいと思います」

※後編に続きます

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