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2/23【全日本】会見における宮原、大森の詳細コメント(後編)

※前編からの続き

――最年少チャンピオンとなり、若さという部分で注目されるが?

▼宮原「僕にとっては一つのスパイスにしか過ぎない。僕の中でそんなに意識してないですね。でもわかりやすいかなと思うんですよね、新しい輝きを作るには。若いというのはレスラーとして武器になる。僕の中で若いとかあまりないけど、何か新しいことをするにはもってこい。最年少だったり、そういうのはあるかなと思います。でも早いとは思ってないです」

――なかなか手の届かなかった三冠を宮原選手が最年少で戴冠したが?

▼大森「さっき最初に言ったように、試合終わった時点でベルトを手にしてる宮原選手を見た時、王者としての風格、そういうものも感じましたしね。立場が人を作るというか、そういうのもあるんだろうなと思いますね。ベルトを手にした瞬間に王者としてのものを感じる。ただ宮原選手は俺の世代と前の全日本の世代との勝負ということも口にしてたんだけど、それは見てる人が決めることで、俺は一人の選手としてそこは挑みたいなと思います。今の俺はこうなんだと。自分自身、過去になったつもりはまったくないし。見てる人が決めること、そして宮原選手が俺に対して過去だと言うならば、それはそういう決め方をしてくれても構わない。でも俺の中でそういう意識は全くない。今の大森隆男と戦ってくれという気持ちで俺は臨みます」

――2年前の沖縄大会で勝利しているが、宮原選手にとって大森選手はどんな存在?

▼宮原「2年前の沖縄といってもぶっちゃけ、あんまりあてにならないですね。あの時のシングルと今の状況を考えると。あの時勝ってるからといってアグラをかいてるつもりはないし、チャンピオンとしてベルトを巻いてるからといってアグラをかいてるつもりもないので。もちろん今のイチレスラー対イチレスラーの戦い、今のコメントを聞けてなおさらワクワクしてますね」

▼大森「負けた方はいつまでも根に持ってる。俺はそういう気持ちですね。負けたことは払拭しないと。そういうのも同時にこの選手権にかかってると思います。年に一回の沖縄大会なんで、見てる人の印象というもので沖縄だからこそ勝たなきゃいけない、三冠だから勝たなきゃいけない。そういうのも凄くあります」

――試合後のマイク、ベルトを持ってのハイタッチなど新しいことを始めているが?

▼宮原「年末の最強タッグからああいうメインで締めたらマイクして、お客さんとハイタッチしてというのをやり始めたけど、大阪でも2015年いろいろあった中で、ありがとう、頼むぞという声を間近で目と目を合わせていただいて、こちらこそありがとうと一人ひとりに言いたいぐらいですけどね。僕は会場全体といつも戦ってるつもりでいるんですね。全日本プロレスの仲間たちと最高の空間を作るというのは僕の動きとかああいうものにも含まれてる。楽しかったという単純なものではなく、僕たちがやることは重要。そういうのに夢とか含まれてるし。レスラーである以上、誰かの真似とか、そういうのを目指してるつもりはない。オンリーワンを目指してるので、そういった部分でも俺の世代でしかできないことを感覚でやってることなんでね。それは僕のレスラーとしての使命かなと」

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