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3/4【訃報】ハヤブサさんが47歳で急逝

 旧FMWでエースとして活躍したハヤブサ(本名:江崎英治)さんが3日、亡くなったことが分かった。47歳だった。関係者によると、自宅で倒れているところを発見され、死因はくも膜下出血だという。通夜並びに葬儀は親近者のみで執り行い、後日「ハヤブサを偲ぶ会」を催す予定で、詳細は決定次第、所属事務所のライトハウスエンターテイメントの公式ホームページ上などで告知される。

 ハヤブサさんは1968年11月29日、熊本県八代市出身。91年5月5日にFMWでデビューし、93年のメキシコ遠征でマスクマンのハヤブサに変身した。1994年4月、新日本が開催した第1回SUPER J CUPに出場し、1回戦で獣神サンダー・ライガーを相手に華麗な空中殺法を披露して一躍、脚光を浴びた。

 大仁田厚引退後のFMWではエースとして活躍。97年には全日本に参戦し、同年の世界最強タッグ決定リーグ戦に新崎人生と組んで出場した。人生とのタッグでは99年2月に第65代アジアタッグ王者に輝いている。

 だが、2001年10月に試合中のアクシデントで頸椎(けいつい)を損傷。全身不随となったものの、リング復帰をあきらめずに懸命にリハビリを続け、近年は杖を使いながらの歩行も可能に。その姿はファンのみならず、怪我とは隣り合わせのレスラーたちにも多くの影響を与えた。欠場中は講演会やシンガーソングライターとしてライブ、舞台出演のほか、執筆、イラスト制作など幅広く活動。プロレス界とのつながりも依然深く、小橋建太さんの引退興行ではオープニングに登場したほか、最近では復活したFMWのエグゼクティブプロデューサーにも就任していた。

 謹んでご冥福をお祈りいたします。

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