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3/11【全日本】GAORA王座戦へ 中島「スケベ親父にベルト渡せない」、SUSHI「思い入れでは絶対負けない」(写真あり)

 3・12後楽園大会でGAORA TVチャンピオンシップを争う王者・中島洋平、挑戦者・SUSHIが11日、東京・新宿のDDT・TEC事務所で会見。中島が挑戦者を「スケベ親父」と断定し、「そのスケベ親父の元にGAORAのベルトは絶対に戻せない。やっぱりGAORAが一緒にいるのはあくまでも僕」とGAORA愛をあらわに返り討ちを宣言すれば、SUSHIは「思い入れという部分では絶対に負けない」と豪語し、7ヶ月ぶりの返り咲きを誓った。

 GAORA王座戦が翌日に迫ったこの日、両者が揃っての会見が行われた。第7代王者の中島は昨年8月にビリーケン・キッドとの王座決定戦に勝利して戴冠したが、前王者がSUSHIで、アゴの骨折による欠場のため返上したもの。両者にとって今回のタイトルマッチは避けて通れない一戦となる。

 これまで野村直矢、青柳優馬を退け、3度目の防衛戦となる中島。前王者のSUSHIを破ってこそ真の王者といえ、「第7代GAORA王者として第6代王者・SUSHIという亡霊を成仏させるだけ」と必勝を誓っている。

 1・3後楽園大会で青柳を破ってV2後に挑戦表明された時はすんなり受諾した中島だが、今のSUSHIに対しては疑問符がつく。先の2・28千葉大会でSUSHIは偶発的とはいえ、特別レフェリーを務めたMIO(紫雷美央)にセクハラ。「この間の千葉の試合みたら、マグロも傾いた、ただのスケベ親父にしかみえない」と断言した中島は、「そのスケベ親父の元にGAORAのベルトは絶対に戻せない。やっぱりGAORAが一緒にいるのはあくまでも僕」と返り討ちを宣言。「第6代GAORA王者としてのSUSHIは力強さもあったし、そこに丸め込みのうまさもあった。その頃のSUSHI選手で挑んできてくれるのを僕は祈ってますし、それをこのGAORAも待ち望んでる」と注文をつけることも忘れない。

 一方、中島の鋭い口撃にもひるまないSUSHIは、「このGAORAのベルトなんですけど、やっと獲り返す日が来た」と燃えに燃えている。「自分がいない間に今のチャンピオン・中島選手がGAORA王座を引っ張ってきて、盛り上げてきたのはわかってます」と認める一方で、「相思相愛、相思相愛言ってるけど、自分がいない間に獲っただけやん」とキッパリ。「もちろん自分もSUSHIになって初めて獲ったベルトがこのGAORAだし、思い入れという部分では絶対に負けない」と強調した。

 「全てかける」と宣言して臨んだ2月の『Jr.BATTLE OF GLORY』では無得点に終わった。このGAORA王座戦はSUSHIにとって捲土重来を期す重要な一戦で、「そう簡単に(マスクを)脱いだらアカンというのも俺はわかったし、だからそう簡単に全てかけるとはもう言わん。言わんけど全部かける。心の中で全部かける」と決意表明した。中島からは「スケベ親父」呼ばわりされたが、勝てば官軍。「明日は全力で何が何でも奪い返す。スケベ親父でも関係あるかぁ!」とGAORA返り咲きを声高に誓っていた。

☆3/12(土)東京・後楽園ホール『2016ドリームパワー・シリーズ』開幕戦 18:00開始

▼GAORA TVチャンピオンシップ
[挑戦者]
SUSHI
(1/60)
中島洋平
[第7代王者]
※中島3度目の防衛戦

プロ格 情報局